カリキュラムシート
分類番号 Z201-005-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | ヒューマンエラー対策実践 |
訓練対象者 | 生産管理部・製造現場部に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 生産現場における安全管理業務の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けた現場担当者の人為的ミスを軽減し、有効な再発防止策を策定する能力を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.ヒューマンエラーとは | (1)ヒューマンエラー概要 (2)ヒューマンエラー発生のメカニズム (3)行動科学と心理的要因 (4)事例演習 ヒューマンエラー事例からエラーを考える |
3.5 | 1.5 |
3.ヒューマンエラー防止策 | (1)製造作業等の予防安全とヒューマンエラー発生時対処 (2)設備や作業要素からヒューマンエラーの要因を排除する (3)担当者の行動からヒューマンエラー発生の要因を削減する (4)視覚効果を使う (5)演習 職場のヒューマンエラー問題を明らかにする |
3.5 | 2 |
4.現場での定着 | (1)定着とは(わかる・動ける・守れる) (2)間違った3大対策(犯人を探す 本人の責任追求をする 対処に終わる) (3)職場で事例を共有、全員で対策を検討 (4)現場パトロールと無事故シール 実習 機械実習場パトロール |
2.5 | 1 |
5.総合演習 | (1)ヒューマンエラー対策と定着策を立案し、実行策を策定する イ.ヒューマンエラーを部門別(設計開発・加工組立など)に分解 例)ボール盤を使った穴あけ作業(指導員作業)観察によるヒューマ ンエラーの洗い出し ロ.発生原因追求と短期的・長期的解決策の立案 例)ボール盤を使った穴あけ作業(指導員作業)観察によるヒューマ ンエラーの解決策立案と解決策の実施 ハ.発表・受講生相互コメント・講師講評と振り返り講義 |
1.5 | 1.5 |
6.まとめ | (1)確認・評価 (2)質疑応答 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6.5 |
使用器具等 | 工作機械、パソコン、プロジェクタ、ホワイトボード、模造紙、マーカー |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2024.09 |