カリキュラムシート
分類番号 Z203-001-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | 製造業の環境技術 |
訓練対象者 | 生産現場の環境維持業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 環境対策の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けた低コストで環境にやさしい生産を実現するため、製造業の視点からバランスを考慮した環境技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.製造業と環境問題 | (1)社会における環境問題の動向 (2)事業者と環境問題の今後 |
0.5 | |
3.環境維持のためのシステム | (1)環境関連の法令 イ.PRTR ロ.環境影響評価 (2)ISO14000について (3)LCAについて イ.目的及び調査範囲設定 ロ.インベントリ分析 ハ.影響評価 ニ.解釈、報告とクリティカルビュー ホ.実習 例:LCA評価実習 製品サンプルのCO2排出量の換算(素材、製造、輸送、 使用、廃棄) |
3.5 | 2 |
4.環境維持に必要な知識 | (1)化学物質と環境問題 (2)環境リスク評価 例:PRTR届出サンプルデータに大気濃度マップの作成、 リスク評価及び結果の解析 (3)リスクコミュニケーションの取り組み |
2 | 1 |
5.環境維持と経費削減 | (1)経費削減に結びつく環境維持 イ.生産工場の消費電力削減 (2)機械加工現場での環境維持 イ.切削油の処理 ロ.切り屑の処理 ハ.環境対応型加工技術 二.実習 例:セミドライ加工による工具寿命、加工面評価と環境負荷削減効果 |
4 | 2.5 |
6.環境技術の今後と展望 | (1)機械加工業の課題 (2)今後必要になるであろう新技術 (3)環境技術教育 |
1 | |
7.まとめ | (1)訓練コース内容のまとめ及び講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6 |
使用器具等 | ビデオ、環境動態解析評価ソフト、工作機械、動力計、微量油膜付き水滴供給ユニット |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |