「ものづくりIT訓練カリキュラム活用支援ツール(以下「カリキュラム活用支援ツール」という。)」は、平成28年度に基盤整備センターで取り組んだ「在職者に対する高度なITの訓練に関する調査・研究」において、開発コース8コースを含めたIT関連コース32コースについて、企業の取組みニーズに関連したカリキュラムが検索できるツールです。
中小企業等に対するIT活用支援の一助として、また、教育訓練機関等における指導員のスキルアップ等のご参考として、ご活用いただければ幸いです。
【カリキュラム活用支援ツールの概要】
カリキュラム活用支援ツールは、PHASE1「企業の取組ニーズ」、PHASE2「課題解決に関連するコース」、PHASE3「訓練コース体系」の3つから構成されており、自社で取組みたい内容やIT関連コースを選択していくことで、必要なカリキュラムが検索できる仕組みになっています。
(1)「PHASE1」企業の取組みニーズ
本調査研究結果に基づく、企業における取組みニーズを以下の5つに分類して記載
①制御(PLC・ロボット)・・・生産工程等の設計・変更の効率化・最適化への取組み
②稼働状況・外観検査・・・機器等の稼働状況・検査データ等の活用への取組み
③データベース・・・データベースの構築、活用・分析への取組み
④ネットワーク・・・ネットワーク環境の構築・規格の異なる機器の接続への取組み
⑤情報セキュリティ対策・・・情報セキュリティ対策への取組み
(2)「PHASE2」課題解決に関するコース
「PHASE1」で選択した内容に関して、企業が抱える課題や関連コースを受講することにより期待する効果を記載
(3)「PHASE3」訓練コース体系
「PHASE2」で選択したコースの受講にあたり、そのコースに含まれる技術要素(仕事)に分類される関連コースを体系的に配置したもの(選択したコースに至る受講ステップの明示)
関連コースを体系的に受講することで、周辺知識等の事前習得による当該コース受講の際の内容理解の促進に繋がることが期待できる
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独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
職業能力開発総合大学校
基盤整備センター 開発部 在職者訓練開発室
TEL:042-348-5082
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