• リレートーク【2】
  • 山梨雇用促進センター  宮内 里友

尾崎正人様,リレートークにてお便り下さり誠に恐縮でございます。貴重な誌面を「技能と技術」と全く無縁の事務職である私のようなものが投稿してよいものか脳んだ結果,お断りしようと決断しました。が,時はすでに遅し,貴殿は原稿を当誌の事務局へ提出してしまったわけです。確か,3年ほど前,貴殿がインドネシア在訪記なるものを当誌に掲載されましたね。その際の写真に私が一緒に写っていたそれが縁なのでしょうか。

尾崎氏とは,昭和56年4月にお互い九州から当時の茨城総訓(現茨城短大)に転勤してからの付き合いです。当時,スポーツとは全く縁のない日々を送っていた私ですが,尾崎氏は熱心にテニス,スキーをご教授してくれました。テニスの方はインストラクターをされていた尾崎氏の個人指導にもかかわらず,ものにはなりませんでした(ごめんなさい)。が,スキーの方はお陰様でどうにか人並みに滑れるようになったつもりです。あの頃の指導方針の急斜面には近づかない,手頃な斜面を格好よく足をそろえて滑る,といった見栄講座が年とともに役立っています。あれから,十数年,当時考えもしなかったゴルフに熱中しています。ご教授を……。

前号には2人で行ったヨーロッパ旅行の思い出話が載せてありましたが,私はロンドンに到着したときから無事日本に帰れるのだろうかと,不安でした。いろいろハプニングがありましたが“人類みな兄弟”英語ができなくても何とかなるものですね。尾崎氏は,流暢な英語でホテルの予約をしたり,レストランで注文したり,あのときは神様のように思えました。尾崎氏は帰国後,すぐにインドネシア赴任が決まり,その後は海外協力関係業務に就いています(現在,労働省海外協力課)。あのヨーロッパ珍道中が労働政策における海外協力事業の一部を担ってると思うと,私も少々役に立っているのでしょうか。

ところで最近では,尾崎氏に富士五湖でノウハウを教えてもらったオートキャンプに病みつきになっています。尾崎氏とは住居(相模原市と甲府市)が近くなったこともあり,一緒にオートキャンプやスキーを計画しましたが,残念にも,悪天候等で計画倒れとなっています。“来年はキャンプへ行こう!!”……その前にゴルフかスキーを!

というわけで,尾崎氏には“公私にわたって”ではなく“私々にわたって”お世話になっており,今後も良き友人(先輩には失礼ですが)としてお付き合い願いたいと思っています。

さて,次号に登場される方はやはり茨城短大で教官をされていた「若松道博」さんです。彼は,大学卒業後,単身アメリカで己を磨き(放浪かも),帰国後,事業団に入団し,茨城に赴任してきました。自動車科の教官で,卒研の時期になると徹夜で学生指導に当たるという熱血教官です。ともかく彼は九州男児で根性一筋の人間です。私とは全く違ったタイプですが,なぜか気が合い(同年生まれもあったのか),夜な夜な大工町(水戸の繁華街)を振り回されました。若松氏は現在海外職業訓練協会に勤務しており,海外経験を活かし業務にまい進されていることと思います。次号では,アメリカ,アフリカの在住時代の楽しい話をご紹介いただけることと思いますので,ご期侍下さい。

それでは,若松さん後はよろしく!!

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