• リレートーク【2】
• ポリテクカレッジ川内　　加治　努

お元気ですか

ポリテクカレッジ福山の「鳥谷部太」さん，お元気ですか。卒業以来お会いする機会もなく残念です。

鳥谷部くんとは，能開大の研究課程での同期だったのですが，一緒に勉強したという記憶は全くなく遊んでいた記憶しかありません。お金のないときは焼酎をジュースで割って飲みながら朝まで語り合ったり，深夜お腹が空いたからと相模原からわざわざ江ノ島のファミリーレストランへ行ったり，時にはカップルしかいない公園に2人で行ったりと，訳のわからないことばかりしていたように思います。鳥谷部くんと遊んでいるときは，なぜか怪しい行動をよくとっていたような気がします。

学生の頃を思い出すと，酒を飲み，合コンをしたり，夏は海へ，冬はスキーへ行き1年中日焼けで真っ黒になり，徹夜を続けて勉強したり，眠ることを忘れたように，遊ぶにしても勉強するにしても無茶をしていました(遊びすぎたために眠るはずの時間で勉強をしていたような気もしますが…)。学生の頃は今では考えられないパワーがあったように思います。

今ではやろうと思ってもなかなかできませんが，時々，学生の頃のように遊んでみたいという衝動に駆られます。今度会うことがあれば学生の頃のようにバカをやってみたいです。

センダイ？

昨年の3月に論文の最終修正のため，さすがに遊ぶこともできなくて連日遅くまでパソコンに向かっていたときに，どうしても気になっていたことがありました。それは赴任先がいったいどこになるかということでした。スキーと競馬ができればどこでもいいやと思ってはいたものの，やはり気になっていました。

最初に友人から「センダイ」と聞き，「センダイ？，先代？，仙台？…」と聞き返し，「いや，川内だよ」と言われやっとわかりました。赴任先は鹿児島県のポリテクカレッジ川内だったのでした。以前からパンフレットでポリテクカレッジ川内は知っていたのですが，「カワウチ」と読んでいたため気づきませんでした。

あれから1年……

赴任先が決まり，社会人となり1年たちました。桜島の火山灰で自動車がうっすらと砂がかかったようになり，鹿児島県に住んでいることを実感し自然の力を再認識させられたりもしました。観光地や温泉も数多くあり，また九州ではスキーができないと思いこんでいましたが宮崎県にはスキー場があり，夏は海，冬はスキーができ以前と変わらず楽しく過ごしています(競馬ができないのは残念ですが)。

こちらでの生活にもだいぶ慣れましたが，仕事はまだ覚えなければならないことが多く，今はセミナーの準備で忙しい毎日です。

バトンタッチ

取りとめのないことばかり書きましたが，そろそろ次の人にバトンタッチをしなければなりません。

このリレートークが平成6年度研究課程修了生の間をまわっていたようなので，そろそろ違う人を紹介したいと思います。

次回の登場人物は，私の能開大での研究室の後輩で近江高等技術専門校の職業訓練指導員である高畑雄次くんです。彼はアダルトな雰囲気ただようニヒルな男で，一人旅が好きでママチャリで川内市に来たこともあり，インドに旅行しさまざまな経験をされており，このリレートークでどんな話を展開してくれるか楽しみです。