さる2月21日(水),5名の国費留学生が相模原市内の大沢小学校(=関口正明校長)を訪問,地元小学生との交流を深めました。これは同小6年生の社会科授業「国際文化交流」のために派遣依頼を受けて訪問したものです。
当日は,まず関口校長を表敬訪問した後,6年生全員の待つ体育館で5名それぞれが順番に自国の文化や人々の暮らし,地理などについて,日本語で紹介をしました。
さらにその後は,それぞれグループに分かれて,体育館でレクリエーションに興じたり,母国のお菓子を子どもたちに作って教えたり,昔話を披露しました。
終了後も一緒に給食をとるなど,つかの間ではありましたがお互い直接の交流をもち,留学生自身にとっても良い経験となったようでした。
本校と東京職業能力開発短期大学校が「共同特定施設方式」により,かねてから支援を続けている中国労働部・職業訓練指導員養成センタープロジェクトに関して,同センター主任で天津職業技術師範学院長である王憲成氏他一行が,平成8年4月21日(月)1週間の予定で来日しました。
訪日中のスケジュールは,労働省および事業団本部へ表敬訪問。続いて3日間にわたって本校に来校し,概況説明および各部局の業務運営説明を受け,校内を視察されました。また,東京職業能力開発短期大学校へも視察に訪れました。
なお,本プロジェクトは,日本政府が政府開発援助の技術協力により中国政府との共同事業として平成6年から5年間にわたって実施されているもので,本校側からは教授3名が専門家として派遣されています。また,カウンターパート研修員が昨年5月23日から6月1日の間,来校していました。
平成8年度の海外技術研修員集団研修課程(職業訓練指導員コース)の開講式が,5月20日(金)本校多目的実習・研修棟で行われました。今年度もアジア,オセアニア,中近東,アフリカ,中南米など27ヵ国から46名の研修員が12月下旬までのほぼ8ヵ月にわたって,本校で研修を受けることとなります。
当日は,早川校長による式辞に続いて,来賓の皆様からご祝辞をいただき,その後は研修員が各科ごとに1人ずつ紹介されました。
開講式の後は,ウェルカム・パーティーが開催され,なごやかな雰囲気のうちに交流が図られました。