さる5月16日,永井労働大臣が本大学校をご視察にみえました。
当日は教職員を前に訓示をされた後,校長等から概況説明を受け,その後は多目的実習・研修棟,生産機械工学科実習場および福祉工学科実習場を視察されました。
ご視察にまわる中では,大変気さくに学生に声をかけるなどされていました。
なお,伊藤職業能力開発局長,矢田貝職業能力開発担当理事も随行としておみえになりました。
続いて5月29日には,坂井労働政務次官が本大学校をご視察になり,教職員に訓示をされた後,大学構内をご覧になりました。
神奈川県内の4施設(神奈川雇用促進センター,ポリテクセンター関東,ポリテクカレッジ横浜港および能開大)は,さる7月10日~12日の3日間にわたり,横浜にある百貨店「そごう」で一体となった広報活動にあたりました。
これは,神奈川県の職業対策課等が主催する「臨時大学求人情報コーナー」が同百貨店内で開設される機会をとらえて毎年実施しているものです。
4施設のPRコーナーを「雇用促進事業団紹介コーナー」として設け,各施設の紹介,学生募集などの広報を行いました。
さらに神奈川雇用促進センターでは職業ガイダンスを同時に実施,求職活動をしている大学生等に大変好評でした。
本誌4号で紹介したように能開大では,毎年開発途上国の指導員のための研修コースを実施しています。
今年度も27ヵ月より46名の研修員が当大学校において,6コースに分かれて7ヵ月間の研修を受けています。
内容は,各コースごとの専門の研修とともに,夏の期間には専門性から離れて全員が参加する共通講義も実施され,今年度も指導技法や訓練システム・教材開発などの指導員として必要とされる研修を行っています。
一方,7月22日には鎌倉へバスで出かけて鶴ヶ岡八幡宮・鎌倉大仏などを見てまわりました。また翌23日には,能開大職員との親睦を図る目的でソフトバレーボールの対抗試合が行われました
研修員にとって,日頃は接することの少ない職員との交流,また,鎌倉で触れた日本の文化。研修員にとって楽しい夏の日となりました。
例年夏から秋にかけて,能開大では,相模原市教育委員会との共催で「市民大学」を開催しています。
このねらいは,市民のみなさんに生涯学習の場として大学校を開放し,多様な学習意欲に応えるとともに地域社会との一体化を図ることにあり,今までにも多くの市民に参加していただいています。
数えて第13回目となる今年は,9月18日から10月9日にかけ「自動車-過去・現在・未来-」をテーマに開講記念講演を含めて全7回にわたって開催されます。
現在の自動車が引き起こしている交通事故や環境問題,さらに将来のハイテク技術を駆使した究極の自動車,また,21世紀に深刻な問題となりそうな燃料や代替フロン,高齢化社会の人動車に関することなどが主な内容になっています。