• リレートーク【2】
  • 府中刑務所作業部門  内田 直史

前号の高畑雄次君から紹介を受けました内田です。高畑君とは学生時代同期で同じ年でした。しかし,10歳くらい年上に見えました。彼の考え方は私が納得できる数少ないうちの一人です…,と言っておきます。

私の文章に起承転結,本題はありません。さて,さまざまな人がいろいろな角度,場面から忠告をくれます。また,忠告と取り得る行動や,含みを持った仕種をします。若いうちは,少し先のことも大きな時間の感覚で漠然ととらえることがほとんです。後悔先に立たず。やれるだけのことをやっておく,それができません。やれることが何なのかそれすらわかりません。そんな感じで私は,今の職業を選択しました。とりあえず,とそう言ってしまえば語弊があるかもしれません。最近の若い人たちは,感覚的に行動しているといわれます。かくいう私もかなり感覚を重視しますし,意識しなくても感覚的ととらえられる行動をとることがよくあります。職業選択の場面でもです。後悔先に立たず…。いえ,正直言ってかなりの後悔をするであろうことは予測されました。しかし,こんなご時勢です。ぜいたくは言ってられません。まがりなりにも,職業訓練指導員免許を必要とする仕事です。私もいろいろ考えています。勉強しておけぱよかった。これからだって遅くはないぞ!

ということで,現在所沢にあるリハビリテーションセンターで活躍奮闘中の濱本君にタッチします。彼の自虐的な性格と,思いこみに期侍します。


『空に吸われし十五の心』,永遠の15歳です。

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