• リレートーク【2】
  • ポリテクセンター小野田  横山 真樹

前号の濱本寿氏から紹介を受けました横山真樹です。濱本氏とは彼の最初の赴任地であるポリテクセンター小野田で1年間共に汗を流しました。もちろん彼とは能開大同期でもあります。繊細な心の持ち主である彼とは正反対の鈍感な私ですが,さっそく本題に移りたいと思います。


「共に汗を流した」と前述しましたが,仕事はもちろん,ポリテクセンター小野田ではもう1つ重要な汗を流すことがあります。中国ブロックでは有名になっています,「小野田流サッカー」です。体膏館の中で行うミニサッカーなのですが,40代の職員と20代の職員とで本気になってやっています。今年度は去年の再編整備で20代の職員がほとんどいなくなりましたが,それでも日頃のストレス発散のために仕事が終わった後,毎日欠かさずやっています。

通常の仕事上では上司とうまくかみ合わなかったり,日頃の悩み等,相談したり話す機会が少ないと思います。しかし,ポリテク小野田ではサッカーを通してそれを解決しているような気がします。体を動かすことも重要なのですが,自分をストレートに表現できることが一番大事であると私は思っているのですが…。

そんな中で,能開大同期といっても所属科が違い濱本氏のことをあまり知らなかった私は,彼の大きな一面を見ることができました。それは「何でも一生懸命やる姿」でした。たかがサッカーされどサッカー,これからもずっと続いていくと思います。

さて話は変わりますが,これからの指導員は「マルチ指導員」と事業団では叫ばれています。確かにさまざまな業種における職業訓練をこれから先考えていかなくてはなりません。しかし,マルチというのはその中でも別の意味を持っていると思います。それは「ただ時代に流されるだけではない」ということです。温故知新の精神はもちろんのこと,これからの時代に何が必要で何がいらないのかをよく考えていくことが大事であると思います。

職業訓練と少し話がずれますが,ポリテク小野田のサッカーはこの時代に忘れてはいけないものだと思っています。なぜなら,日頃の業務がマルチになっていく中で,人もマルチになっていかなければ人間関係がうまくいかなくなると思うからです。そういう中でのいわゆる潤滑油であるサッカーは重要なものとなっているのではないでしょうか。それはサッカーに限らず何でもいいと思います。職員で気軽にお茶を飲み,雑談をすることでもいいと思います。

こんなことがマルチな時代に必要だと思うのですが,皆さんどうでしょうか?


最後になりましたが,リレートークということなのでバトンタッチをする方をここで紹介します。同じ事業団マンであるポリテクセンター京都の飯出和寛氏です。彼とは能開大同期で,熱・流体研究室で共に勉学?に励んだ仲間です。彼目身のことは次回のお楽しみにしておきましょう。

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