平成9年度の海外技術研修員集団研修課程(職業訓練指導員コース)が5月19日開講され,その開講式が多目的実習・研修棟内で行われました。
今年度もアジア・オセアニア,中近東,アフリカ,中南米の全25ヵ国から49名の研修員が12月中旬までの約8ヵ月にわたって,本校で研修を受けることになります。
当日は,早川校長による式辞に続いて,来賓のみなさまからご祝辞をいただき,その後は研修員が各科ごとに1人ずつ紹介されました。開講式の後は,ウェルカムパーティーが開催され,なごやかな雰囲気のうちに交流が図られました。
本校と東京職業能力開発短期大学校が「共同特定施設方式技術協力」により支援を続けている中国労働部・職業訓練指導員養成センタープロジェクトに関して,そのカウンターパート(3名)が5月19日から7月25日までの日程で本校で研修のために,来日しました。
研修初日は,校長および副校長から表敬を受け,また,続いてオリエンテーションがありました。翌日からは早速2ヵ月以上の間に及ぶ研修に入りました。研修の分野は,制御技術,情報技術および自動車技術についてです。
なお,本プロジェクトは,日本政府が政府開発援助の技術協力により中国政府との共同事業として平成6年度から実施されているもので,本校側から生産機械工学科,産業機械工学科および情報工学科の教員が専門家として派遣されています。
第15回相友会総会が平成9年4月25日(金)多目的実習・研修棟で開催されました。
総会には能開大OBおよび現役の方々が出席され,校長のあいさつに続いて,副校長から現況報告がありました。また,会計報告の後,役員改選がありました。総会後は福利会館で懇親会が行われ,終始なごやかな雰囲気のなか親交が図られました。
3号で自作教材リストの発行をお届けいたしましたが,当広報普及室では,他に標記3冊を3月に発行いたしましたので紹介いたします。なお,詳しくは広報普及室(TEL 0427-63-9047)までお問い合わせください。
資料シリーズNo.11として発行しました。この表題リストには1980~1996年度までに「技能と技術」誌に掲載された表題(1209件)が掲載されています。詳しく項目ごとに分類されており,項目を調べれば掲載されたバックナンバーがわかり,すぐに見ることができる便利な一冊です。他にも,当センターで発行している調査研究報告書,調査研究資料,教材情報資料等の一覧も掲載されています。
なお,「技能と技術」誌のバックナンバーをお持ちでない方は,広報普及室までご相談ください。
研修研究センターの紀要(第15巻)として発行しました。以下に掲載された論文表題を紹介します。
雇用促進事業団職員による研修,研究の成果を収録公表し,教育訓練に関する有用な知見等の交流活用を図る刊行物です。第9巻第1号(通巻17号)を発行しました。以下に掲載された論文表題を紹介します。なお,併せて前号(通巻16号)の紹介もいたします。
〈実践報告・資料〉
半導体電力変換器が発生する高調波電流とその対策 ポリテクセンター福島 渡辺 正夫
教材の内容については2号で紹介いたしましたが,価格等についての問い合わせがありましたので紹介いたします。
※「リレーシーケンス制御」「マイコン制御」「PC制御」の3教材については,負荷装置がオプションとして使用することが可能です。詳しいご相談は以下にお問い合わせください。
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