図7 つり荷落下（被災者視点）図8 つり荷落下（全体視点）図9 つり荷落下（作業者視点）図10 つり荷落下（原因表示）表2 使用機器等図11 360度カメラを取り付けたジンバル（2）全体視点被災者と作業者の状況を同時に見られる（図8）。（3）作業者視点作業者からの見え方や死角がわかる（図9）。（4）原因・対策メッセージを表示不安全な原因および安全対策を表示（図10）。－11－表2に示す機器および動画編集ソフト等を使用した。以降に記載をするが，手振れ防止のためジンバルを使用したが，一般的には使用しなくても問題はない。ＶＲゴーグルは安価なもので十分であるため，費用を40,000円以内にすることが可能である。4.１. 振動の抑制360度カメラを荷役機械（フォークリフトや小型移動式クレーン）に搭載して移動した場合，走行および荷役作業の振動は大きく，無視できるものではない。これらの手振れや振動を抑制するため，ジンバルを使用した（図11）。ジンバルによって，カメラの水平維持，急速な方向変換に対してカメラをゆっくりした速度で追随させられ，手振れや振動の影響を大幅に軽減することが可能となる。3．使用機器等4．撮影時の問題点と解決方法
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