図1 機関誌掲載記事図2 セミナー体系図(抜粋)併せて,福岡県建設業協会の機関誌の学校紹介(福岡県内の建設業に関連する科を有する工業高校・専門学校・短大・大学)への掲載依頼を受け,取材を経て図1の通り協会機関誌1)への掲載機会を得ることができた。6.1 事業主団体活用に向けた進捗(北九州市)北九州市建設業協会の会員企業は建設業として建築業と土木業に分けられ,どちらも担う企業もある。令和4年度の段階で建築業を持つ企業を紹介いただいた。これまで無作為に広報対象としていたが今後は,絞り込んで広報(郵送・個別訪問)したい。徐々に,建築を担う企業のリストが進んでおり,これまでのセミナー受講実績を仕分けしているところである。これに加えて企業委託実習・学生の採用実績も仕分けすることで訪問重点企業・新規開拓企業のように企業・機構ともに効果的な活動につなげていきたい。-15-6.今後の展開6.2 事業主団体活用に向けて(福岡県)福岡県建設業協会について。前述の通り,福岡県建設業協会への広報許可は得ることができたが,タイミング的には令和4年度末時点での行動であったことから令和5年度セミナーへの応募はまだまだ少ない。本格的な広報活動は令和5年度がスタートとなる。北九州市建設業協会と異なり,福岡県全域に存する企業構成である。令和5年度4月のセミナーに久留米市内の企業からの受講があった。受講者に聞くと通うには厳しいとのことで宿泊を伴う受講であるとのことであった。ニーズのあるセミナーであれば施設間連携として,施設の枠を超えて指導員側が訪れての実施も可能ではないか,3施設で同一コースを実施することも可能ではないか。どの施設でもセミナーニーズに対応できる要素を持つ指導員がいない・異動により引き継ぎ者がいない,の問題はある。これも解消できるのではないか。広報自体も,3施設で地域分けすることで効率よく訪問することもできるのではない。セミナーだけでなく,訓練生・学生の就職先開拓の訪問とすればさらに効率は上がるのではないか。6.3 福岡県内施設の居住系として(体系図)九州能開大セミナーパンフには各系のセミナー体系図(図2)を別刷りにて配布先により使い分けながら挟み込んでいる。受講側から見ると体系図はセミナーをどの順番で受けると段階的に習得できるかが一目して判別できる長所がある。しかし,セミ
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