図2 教材メニュー画面図3 撮影・編集した動画例図4 作業補足シート例教材の構成は，各作業の動画とその手順・ポイントとなる作業補足シート及びそれらの作業項目を表示・選択するためのメニューで構成されている（図2）。5.1 動画教材動画については，始めに使用する機器・工具の写真をタイトル画面として掲載している。次に，目次として作業工程を掲載し，作業の流れを把握できるようにしている。動画内では作業のポイントとなる部分に字幕と，文字だけでは伝わりにくい箇所に写真や図を挿入している。字幕については，画面の情報量が多いと視点が定まらず内容に集中しにくくなると考えて必要最小限としている。撮影に際しては，作業者の視点や注意点等を踏まえたカメラ位置や撮影のポイントを意識している（図3）。また，手軽に視聴できることを考慮して，一つの動画再生時間を長くても10分程度とし，内容が理解しにくくならない範囲で極力短くなるように編集している。－3－5.2 作業補足シート動画では，画面に表示する情報量を考慮し，字幕の量を制限している。そのため，動画だけでは伝わりにくい事項もあることから，必要に応じて動画と併せて参照するための作業補足シートを動画ごとに制作している。作業補足シートについては，作業の目的，作業工程，作業工程ごとの詳細な作業に関する説明やポイントを記載している。また，作業工程に動画の再生位置（時間）を記載することで，確認したい作業工程を素早く視聴できるようにしている。さらに，使用する機工具と部材を記載することで，視聴・閲覧者が同じ環境・構成で実習をする際の選定等の手間を省くことができるようにしている。今後の更新を想定して，バージョンの管理の目的で最終更新日も記載している。作業補足シートは，動画の補完的役割としての活用を想定していることや，今後の更新作業をしやすくするために写真や図などは掲載せず文字のみの簡易的な構成にしている。5.3 メニュー及び教材のファイル教材は，通信施工に係る技能・技術要素を必要に応じて手軽に学習できるように，作業項目を選択することで動画の視聴や作業補足シートを閲覧できるようにしている（図3）。メニュー画面をHTMLファ
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