図1 ITスキル人材確保の方法図2 社員のITスキル育成の必要性山梨職業能力開発促進センター 蓬莱 晃司山梨職業能力開発促進センターでは，令和2年度に「機械・金属加工製造業におけるIT人材育成」と題して県内の製造業を対象とした人材育成研究会（以下，研究会）を実施しました。研究会では参加した委員との意見交換会の他，県内企業に対してITスキルにおける人材育成に関してアンケートを実施し，分析をすることで公共職業訓練施設として人材育成の分野および必要性について分析しました。結果，90%以上の割合でITスキルの人材育成の必要性を感じている上，半数以上の企業において自社内でITスキルを保有した人材確保を考えているということがわかりました。この結果から，経営者層向けの生産性支援訓練を2コースとともに実務者向けの在職者訓練を3コース実施しました。本教材はそのうちの1つの在職者訓練で使用したテキストおよび模範解答です。－6－SNS（Social Networking Service）にはさまざまなものがあり，知人同士の連絡から情報発信ツールまで広く活用されています。 製造現場において期待できるIoT機器の機能には「製造機器の稼働情報」「エラーログ情報」「温度」「湿度」「気圧」「画像」など必要な情報の監視機能，緊急通知機能，遠方からの遠隔制御機能などが考えられます。本教材を使用した在職者訓練である「クラウドを活用したIoTシステム構築技術」では図3にあるように，生産現場を想定した実習教材を用いてWebフレームワークとクラウドサービスによる遠隔地からの制御および監視を目的としたIoTアプリケーション開発におけるプログラミング実習を実施します。1．はじめに2．本教材を活用した在職者訓練の概要令和4年度職業訓練教材コンクール 特別賞（独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 理事長賞）受賞クラウドを活用したIoTシステム構築技術セミナーテキストおよび模範解答
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