2024年1号「技能と技術」誌315号
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令和6年「技能と技術」誌表紙デザイン最優秀賞作品秋田県立大曲技術専門校の外観本誌では,例年,本誌に対する意識の高揚とデザイン教育の振興を目的とし表紙デザインコンテストを開催しています。本コンテストは,全国の職業能力開発施設のデザイン系学科の方を対象とし公募しております。応募いただいた中から厳正なる選考をし、最も優秀と評価された作品が,翌年に発行される本誌の表紙を飾ることになります。本年度の表紙デザインコンテスト(令和5年10月開催)では,秋田県立大曲技術専門校色彩デザイン科の菅原涼介さんの作品が最優秀賞に選出され,本誌第4号(令和5年12月発行)にて発表したところです。-36-本誌編集事務局は,同校を訪問し,最優秀賞作品を生み出した背景や受賞の感想について,菅原さんおよび指導担当の先生方にインタビューを行いましたので報告します。同校は,昭和20年に秋田県建築工補導所大曲分所として現在の秋田県大仙市に発足しました。その後,数回に渡る秋田県南部の同様施設の統廃合を経て,平成17年に同地区の職業能力開発拠点施設として移転し,現在に至ります。主に高卒者等を対象とした普通職業訓練を実施しており,普通課程4科を設置し,2年間の訓練を行っています。多様化・高度化の著しい企業ニーズを踏まえ,産業界が求める実践的な技能者・技術者の育成を目標とし,多くの修了生が県内企業で活躍しています。設置している4科は「機械システム科」「電気システム科」「建築施工科」「色彩デザイン科」であり,それぞれのものづくりの特長を活かして,毎年「技能と技術」誌 編集事務局1.はじめに2.秋田県立大曲技術専門校 色彩デザイン科「技能と技術」誌表紙デザイン最優秀賞受賞者インタビュー

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