教材名 経営戦略スタッフ養成講座1(財務編)
教材名2
教材ID 106
教材作成者名 山口 憲二
教材作成日 1996-04-28
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 その他
業種名 未記入 又は なし
職務名 経理・財務
職務構成名 経営分析に関する企画・判断および実務
区分名 教材
職業名 経理事務員
 指導案



ロ.訓練事前準備項目
準備項目
1.テキスト(A4版33ページ)
2.補助教材(市販図書、新聞記事)
3.FD1枚
4.パソコン(Excelおよびインターネット)使用環境の確認
  Excel97(ソルバーを使用)は1人1台必須。インターネットも1人ずつ使用できることが望ましい。

ハ.訓練項目と訓練経過時間

【1日目】
9:30 はじめに
オリエンテーション
 ・挨拶・講師自己紹介
 ・講座の目的と内容、スケジュールの紹介)
9:40 第1章 経営戦略スタッフを目指して何を学ぶか
 ・受講生自己紹介
 ・経営管理の学習内容
 ・財務管理の一般的な学習体系
ここでインターネットにより内外ビジネススクールのカリキュラムを検索
休憩
10:40 第2章 財務会計の予備知識
 ・テキストの問により基礎知識の確認、またはその解説
昼食
13:00 第3章 経営分析の意義
 ・経営分析の意味、種類とその限界
 ・モデル企業の2期間財務諸表の内容把握
 ・受講者の会計分野予備知識の程度により、講師の解説あるいは受講者相互のディスカッション
ここで時間調整も含めてインターネットにより上場企業の決算情報等の検索
休憩
14:30 第4章 収益性の分析
・ROA等重要概念の解説、補助教材(新聞記事)配布、読解および受講者相互のディスカッションを誘導する。
・練習問題(問4.1)
・Excelによるグラフ作成実習

【2 日目】
9:30 昨日の復習
9:50
 ~
13:00
第5章 安全性・流動性の分析
 ・静態的な分析の限界を示し、経常収支比率の概念をあとで学ぶことを予告。テキストの順にすすめる。
休憩
11:00
第6章 生産性の分析
・伝統的な生産性の分析を解説するが、現在ホワイトカラーの生産性向上が注目されていることに触れる。受講者企業の取り組み等について情報交換を行う。
昼食

13:00
第7章 損益分岐点分析
 ・固変分解についてはFDのデータを使って回帰分析の実習を行う。時間の許す限り数値例による演習を行う。
休憩

14:40
第8章 キャッシュフロー分析(前半)
テキストの解説だけでは不十分なので、演習問題を適宜提供する。例えば「銀行業務検定試験 財務2級」出題問題等が適当。あるいはExcel等で経常収支を計算するワークシートを作成するのもよい。

【3 日目】
9:30 昨日の復習
9:50 第8章 キャッシュフロー分析(後半)
昨日同様の演習
10:30 第9章 運転資金
テキストの解説だけでは不十分なので、演習問題を適宜提供する。例えば「銀行業務検定試験 財務2級」出題問題等が適当。
休憩
11:30 第10章 資金運用表
昼食
13:30 第11章 資金繰表
ここは特に演習を必要としないと思われる。
14:30 第12章 財務シミュレーション(前半)
 ・シミュレーション一般についての解説
 ・シミュレーションの意味を理解するための実習課題1
 ・実習課題2の解説
 (途中休憩をはさむ)
 ・実習課題3のアイデアを自宅で考えてきてもらうよう依頼(宿題)

【4 日目】
9:30 昨日の復習
9:50 実習課題2および実習課題3
 ・休憩および昼食をはさみながら実習課題3の発表(できない受講生もおられるので注意)
 ・また時間調整の意味も含めてテキストP35のソルバー、重回帰分析の実習を入れる。
14:30
 ~
13:00
第14章 戦略管理会計
 ・ここでは今後の勉強の方向として具体的に内容の紹介を行う。 また本講座の続 編の経営戦略スタッフ養成講座2(経営計画編)との関連について触れる。
修了書配布等
16:20

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