教材名 インターネット接続技術1
教材名2
教材ID 111
教材作成者名 中山 裕介
教材作成日 1997-09-09
改訂情報
ジャンル名 普通教材
分野名 情報・通信系
業種名 情報サービス業
職務名 プログラム開発、システムエンジニアリング、ネットワークエンジニアリング、システム運用管理
職務構成名 ネットワーク構築
区分名 教材
職業名 ソフトウェア開発技術者
 インターネット接続技術1指導案


【目標】

インターネットの仕組みとそれを取り巻く様々な技術について理解する

【人数】

10名

【場所】

ソフトウェア開発室2

【所要時間】

12時間

【使用教材・環境】

  • テキスト
    ①インターネット接続技術1(自作)
    ②Windows95の設定(自作)
    ③モデムの設定(自作)

  • パソコン DOS/Vパソコン(高知職業能力開発短期大学校カスタマイズ)

  • インターネット環境
    WWWサーバ ftpサーバ メールサーバ(pop3含む) ニュースサーバ Proxyサーバ 回線サーバ FireWall ルータ LAN 専用回線

  • モデム(33.6Kbps)
    TA

  • Fax

【セミナー事前準備項目】
  1. インターネット環境の整備
    ・WWWサーバの作成
    ・メールサーバの作成
    ・ftpサーバの作成
     実習で用いるソフトやプラグインを事前に校内ftpサーバを立ち上げ用意
     しておく。インターネットの負荷に関わらず実習を快適に進められる。
    ・インターネットユーザとしての登録
     メール環境の実習のため必要。
    ・回線サーバの作成

  2. テキスト
    ・原稿の印刷

  3. パソコン側システムのインストール
    ・Windows95のインストール

  4. 受講者名簿

  5. アンケート

  6. セミナー室看板
【教育項目とセミナー経過時間】

テキストについては,前ページの番号で参照資料を示している.ただし,①に ついては省略した。 教育項目についての番号は,テキスト①の項番号である。
日程 教 育 項 目 テキスト
第1日
9:30
はじめに
・挨拶
・諸注意
・テキスト等教材の確認
・スケジュールの説明
・受講者スキルの確認
Page.0
9:40



10:00



10:20
1. インターネットとは
 パソコン通信との比較

2.インターネットでできる情報交換
 各サービスについて解説する

3.インターネットに接続する
 各種接続形態について

 会社内での接続,プロバイダへの接続
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Page.2~3
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10:45 休憩  
11:00 6.LANの仕組み
 LANのトポロジー解説,LANの種類
7.IPアドレスの番号について
 IPアドレスとネットワークの関係
 適当なLANを想定して実際にIPアドレスを
 割り振る
 TCP/IPとその他の各種通信プロトコルに
 ついて解説
 (PPP,DHCP,WINS,IPX/SPX,NetBEUI)
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12:00 昼食  
13:00 8.ネットワークとネットワークの接続
 LAN接続の種類,仕組み,ハードウェアの解説
 (100BaseTxまで,ルータ,ブリッジ,リピータ,
 Hub)
9.LAN上でのホスト管理(NIS)
 UNIX上のホスト管理技術,Windowsでのホスト
 管理技術
10.インターネットでのホスト名管理(DNS)
 ドメイン名,DNS,AS,NIC等について解説
 ホスト名順参照(順引き),逆参照(逆引き)
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14:00 休憩  
14:15 4.パソコンの電源投入
5.アプリケーションの終了と電源切断
 Windows95の使い方(右クリック,コントロール
 パネル説明)
 Windows95の設定
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-Page.1~5
15:15 休憩  
15:30 ・ネットワークの動作確認
・WWWブラウザのインストール
・ftpコマンドによるブラウザの入手
 (ftpコマンドの解説と実行手順)
・Netscapeのインストール
・Netscapeの設定
・Netscapeの動作確認とネットサーフィン
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-Page.8~14
第2日
9:30
・Netscapeによるメール交換について
・メール設定の確認方法
・他の人とのメール交換
・ネットサーフィンとプラグインの設定
 (ショックウェーブ等)
-Page.14
10:40 休憩  
11:00 ・モデムの設定
・モデムの設定とLAN設定
 (モデム接続,CD-ROM認識,動作チェック)
・プロバイダへの接続
・ポリテクカレッジ高知への接続
・DNSの参照チェックについて
・IPアドレスのチェックについて
③Page.1~5
12:00 昼食  
13:00 ・家庭からの接続について
・アナログ回線とINS64
・バルク通信とマルチリンク通信
・回線速度と通信速度
・OCN,専用回線接続
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板書
パンフレット等
14:45 ・家庭からの接続について(SOHO構築)
・家庭内ネットワークの構築について
・Proxyサーバによるダイヤルアップ接続について
・ダイヤルアップルータについて
・イントラネットについて
・ファイアウォールについて
・Proxyによるファイヤウォールの通過
・板書
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15:15 休憩  
15:30 ・ホームページについて
・ホームページ記述ツールの使い方
・WWWとアプリケーション連携について
 (CGI,SSL,DB連携等)
・板書
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16:00

16:30
・質疑応答とアンケート記入
・終了
 


【指導展開法】

指導内容は、受講生のレベルに合わせて対応する。
情報処理系技術者もしくは自宅あるいは職場にインターネットを導入している受講者が多ければ,実際の接続作業よりも講義や質疑応答についての時間を多く取る。
ここであげた各教育項目は、実際に全てを実施している訳ではない。受講生の要求にあわせて,部分的に省略している。
既にインターネットに接続している利用者については実習は行わないが,プロキシーを介した接続やSOHO等インターネットを取り巻く技術情報の提供や、簡単なホームページの作成方法等の実習も取り入れる。

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