教材ID |
130 |
教材作成者名 |
大石 賢 |
教材作成日 |
1997-04-01 |
改訂情報 |
改訂 |
ジャンル名 |
高度教材 |
分野名 |
機械系 |
業種名 |
一般産業機械・装置製造業 |
職務名 |
メカトロニクスの機構設計 |
職務構成名 |
自動化技術 |
区分名 |
教材 |
職業名 |
建築技術者 |
イ.使用機材・資材一覧
- 「訓練実施場所と設備機器」のロ.設備機器一覧表の使用した機器、ニ.器工具
ロ.訓練事前準備項目
- 1.テキストの印刷
- 2.受講者の調査(所属会社、業務内容、経験など)
→業務内容、経験によって内容を変える。
- 3.使用機材の準備
→関数電卓(貸し出し用)、直動システム一式(デモンストレーション用
ハ.訓練項目と訓練経過時間
→あくまで予定。レベルによって対応。
→日程は6(h)×3日=18(h)
- 【1日目】
-
9:00 |
開始
・挨拶、出欠の確認
→天気、きた経路の話などしながら。
・受講者のレベルチェック
→事前の準備でわからないところを質問表、口頭などでチェック
・コースの説明
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-
9:20 |
メカトロニクス機器の概要説明
・メカトロニクス機器の構成
→なるべく実物をみせる、できれば動かす。 |
10:15 ~ 10:30 |
休憩
→一日が長いので15分程度休憩
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10:30 |
機械設計の基礎について(その1)
・単位、重力単位と絶対単位(SI)の換算
・重心位置の算出法
・力の合成、分解
・梁の強度、たわみ、長柱の座屈について
・慣性モーメントの計算法
・モータのトルク計算
→演習まじえて
→関数電卓使用できないものがくる場合があるので、これら基本をやりながら電卓の使用法を学ばせる。 |
-
13:00 |
機械設計の基礎について(その2)
・午前中の続き
→なるべく実際のものとからめて話す。 |
-
14:35
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直動システムの構成について
・直動を構成する要素について
→実際のものを見せながら。
→この辺になると話をしても頭に入らなくなるので、実際に直動を動かしてもらう(単なる操作)。 |
15:50
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本日のまとめ、質疑応答
→ポイントを3つぐらいにまとめそれを柱に話す。 |
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- 【2 日目】
9:00 |
挨拶、前日の復習
→できれば復習シートを作って問題をやってもらう |
9:15
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直動案内の選定
・直動案内の種類、その用途
・仕様条件の設定項目について
→位置決め精度、バックラッシュ、ロストモーションなどについて話す。
→話中心になるので、稼動時間などの計算をやってもらう。 |
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10:30
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荷重計算
・荷重計算の方法
→とにかくいろいろなパタ-ンについて演習する。
→テキストでは簡易的にやっているが本来は平均荷重も出すという話をする。
→リニアシャフト、ガイド、スプラインの3種についてやる。
→テキスト以外の問題も受講者のレベルを把握しながらだす。
→できれば実際の機構から重心点を計算させ、それから荷重計算させるとよい。
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13:00 |
強度の検討、寿命計算
・リニアシャフト、スプラインを用いた場合の強度の検討
→曲げ強度、たわみについて
→強度的に満足してもたわみが満足しないと機構がスムーズに動かなくなるといった話を交えながら。
・寿命計算
→シャフト、ガイド、スプラインの寿命計算、これらの寿命について話す。 |
14:35 |
ボールネジ、ナットの選定
・精度の検討
・ネジ軸長の仮定法
・リードの検討
・ネジ軸径の検討
・ボールナット寿命
→演習ばかりだと飽きるので直動を操作させて気分転換を図る。 |
15:50 |
本日のまとめ、質疑応答
→ポイントを3つぐらいにまとめそれを柱に話す。
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- 【3 日目】
9:00 |
9:00 挨拶、天気の話、前日の復習
→できれば復習シートを作って問題をやってもらう |
9:20 |
制御システムの構成について
→やはり実機をみせながら |
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10:35 |
モータの選定
・モータ種類の選定
・トルク計算 |
-
13:00 |
総合演習
・リニアシャフト+ステッピングモータを用いた水平タイプ搬送機
・リニアガイド+ACサーボを用いた壁掛けタイプの直動 |
15:45 |
セミナー全体のまとめ、質疑応答、セミナ-宣伝 |
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