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ＦＡシミュレータ

教材名	ＦＡシミュレータ
教材名２

教材ID	131
教材作成者名	原圭吾
教材作成日	1997-07-08
改訂情報
ジャンル名	高度教材
分野名	機械系
業種名	一般産業機械・装置製造業
職務名	自動化技術，制御システム
職務構成名	自動化システム運用，制御技術の展開，ＰＣネットワーク制御技術
区分名	教材
職業名	機械技術者

　■教材情報データシート

【記入者】

原　圭吾　　所属：新潟職業能力開発短期大学校

【教材のねらい】

従来シーケンス制御分野における訓練では，空圧制御や電動機制御等が一般的であり，訓練生の興味を喚起することが難しかった．またＰＬＣ単体の習得に終始し，訓練の幅広い展開が困難であった．本装置では企業の生産工程を簡単にシミュレーションしながら，シーケンス制御の基礎から応用技術の習得．また個々の構成要素を学習することにより，最新の周辺技術知識も習得が可能である．さらに生産工程分析や生産管理分野など，機械制御分野以外の習得も可能であり，技術展開が図りやすい訓練教材である．主に次のようなセミナーに使用できる．

① ＰＬＣの活用技術
② グラフィックディスプレイの活用技術
③ ＰＬＣとパソコンのデータ通信技術
④ 表計算ソフトによる生産モニタ技術
⑤ 生産管理の基礎手法技術
⑥ その他（学習者に応じて自由に展開が可能）

特にグラフィック画面を用いることにより，訓練生の興味を喚起し効果的な技術習得が可能である．またオプション端子が装備されており，シミュレーションに合わせて外部機器の制御も行うことが可能であり，効果的な訓練指導が可能である．

【内容】

１．ＰＬＣの基本概念と設計
　　1-1 ＰＬＣの構成
　　1-2 ＰＬＣ入出力割付と回路設計
　　1-3 ＰＬＣ配線

２．デジタル信号と論理回路
　　2-1 論理記号
　　2-2 論理回路設計
　　2-3 回路組立

３．ＰＬＣの基本命令
　　3-1 入出力操作命令
　　3-2 特殊補助リレー，特殊データレジスタを使ったプログラミング

４．ＰＬＣの応用命令
　　4-1 数値データの取り扱い
　　4-2 四則・論理演算
　　4-3 データ転送と比較
　　4-4 バイナリデータ処理命令

５．ラダーサポートソフトウェアによるプログラミング
　　5-1 ラダープログラミング作成実習
　　5-2 オンラインモニタを使ったプログラムデバッグ

６．タッチディスプレイの基礎
　　6-1 タッチディスプレイの基本構成
　　6-2 表示画面作成ソフトウェアの操作
　　6-3 表示画面設計と表示画面作成プログラミング実習

７．ＰＬＣとコンピュータによるデータ処理
　　7-1 ＰＬＣ内部レジスタのコンピュータへの取り込み
　　7-2 表計算ソフトウェアを使ったデータ解析
　　7-3 工程異常と生産工程分析
　　7-4 外部機器との連動運転

【作者名】

原　圭吾　　所属：新潟職業能力開発短期大学校

【教材作成年月日】

平成９年７月８日

【セミナー時間数】

	内　　　容	時間
1	ＰＬＣの基本概念と設計	９
2	デジタル信号と論理回路	９
3	ＰＬＣの基本命令	６
4	ＰＬＣの応用命令	１２
5	ラダーサポートソフトウェアによるプログラミング基本命令を使用したプログラミング応用命令を使用したプログラミング	１２２４
6	タッチディスプレイの基礎	１８
7	ＰＬＣとコンピュータによるデータ処理	１２

【体系図での位置】

業種名：一般産業用機械・装置製造業，配電制御システム製造業
職　務：自動化技術，制御システム
職務構成名：自動化システム運用，制御技術の展開，ＰＣネットワーク制御技術

【レベル表示】

専門Ⅱ，先端

【セミナー対象者】

設計開発技術に携わる者（自動化機械，電気電子機器など），生産工程管理に携わる者、生産保全担当に携わる者

【教材形態】

１．開発形態：指導員が開発
２．セミナーの実施形態：技能・技術習得型＋創造開発型
３．教材の種類：自作テキスト，自作実習教材
４．補助教材：

① Microsoft Power Point95によるプレゼンテーション

② 三菱電機-製ラダーサポートソフトウェアFX-PCS-KIT/V-3による

シミュレーションプログラム

③ 三菱電機蜊製表示画面作成ソフトウェアFX-PCS-DU/98による

シミュレーションプログラム
５．教材開発ツール：

① Microsoft Word 95

② Microsoft Excel 95

③ Microsoft Power Point95

④ Autocad-LT Release3

【参考文献】

　　な　　　し

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