教材名 設計変更に対応できる機械設計法
教材名2
教材ID 134
教材作成者名 池田 裕二; 鈴木 行雄; 鈴木 和則; 楠本 佳弘; 河原 靖
教材作成日 1997-07-07
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 機械系
業種名 機械設計業
職務名 機械設計(メカトロ機器)
職務構成名 機械設計技術の展開
区分名 教材
職業名 機械技術者
 指導案


イ.使用機材・資材一覧
「設備機器及びソフトウェアツールと同様

ロ.訓練事前準備項目
受講生が使用する各パソコンのHDDに、設計変更というフォルダを作成し、直動モジュール技術計算の1.サーボモータの技術計算のみを、Excelのデータとして作成しておく。

ハ.訓練項目と訓練経過時間
・能力開発セミナーカリキュラムによる。

ニ.訓練項目と訓練経過時間

1.機械の負荷は、慣性負荷、摩擦負荷、仕事│補助テキストを使用負荷の3つであり、これらを合わせ動力換算したものを所要動力という。 2.GD2(ジーディスクエア)の性質。
①重量比の1乗に比例する。
②速度の2乗に比例する。
③直径の4乗に比例する。 3.概算計算はあくまでも目安であり先行手配には用いない。
4.余裕を見た大きなサイズ、イコール、性能 アップとは限らない。
教科の細目 時間 指導のポイント 備考
機械の概要(仕事) 0.5 H 1.機械とは、変形、運動、仕事に対して3つの条件を満足した物を機械と呼ぶ。
2.これからの機械設計は、総合技術力が問われる分野である。
メインテキストわかりやすいメカトロ機構設計を使用
直線運動機構の概要 0.5 H 3.運動、伝達、機構の各種方法は、その特徴(メリット、デメリット等)を良く把握し適材適所を心掛ける。
直線運動 0.25H 4.変形、運動、仕事の計算に必要な基礎式は、まず概算してみる。  
回転運動 0.25H    
運動の伝達(エネルギーを運動に) 0.75H    
直線運動機構の種類と特徴 0.25H   < /TD>
慣性のコントロールの実例 0.5 H   日経メカニカル
1996No.496記事紹介
価格と精度課題 15H 表計算ソフト
Excel95を使用
偏心カムとリンク課題 15H    
基礎技術計算 1.0H    
慣性負荷 1.0H    
慣性モーメントとGD2 2.0H    
摩擦負荷 1.5H 3.摩擦力は接触面積に無関係で接触面の摩擦係数と接触面の押付け力によって求める。  
仕事負荷 0.5H 係数と接触面の押付け力によって求める。 4.転がり軸受けは滑り軸受けに比べ摩擦抵抗が1/10~1/50程度に減少する。
構成要素・機器
要素・機器のサイズ選定法
3.0H 1.メカトロに使用する要素機器は比較的高価で納期がかかる。
2.機械の性能は構成要素機器により左右される。
わかりやすいメカトロ機構設計第4章により、表計算ソフトExcel95を使いそれぞれのsheetを作成する
(1)サーボモータのサイズ選定法 1.5H    
(2)ボールねじのサイズ選定法 1.0H 5.設計手順の基本は次手順で行う。
①基本条件の設定
②運動条件の設定
③負荷条件の設定
④負荷計算
⑤サイズ選定
 
基本モジュール機構の設計     わかりやすいメカトロ機構設計第5章により、上記で作成したsheetに入力していく
(1)サーボモータの技術計算事例 1.0H    
(2)ボールねじの技術計算事例 2.0H    
(3)リニアガイドの技術計算事例 1.0H    
設計課題:設計仕様変更 2.0H   設計仕様1及び2により仕様変更を行う

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