教材名 アナログ回路技術
教材名2
教材ID 150
教材作成者名 秋間 紳樹; 中村 久任
教材作成日 1998-08-01
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 電気・電子系
業種名 電気・電子部品製造業
職務名 電子回路設計、計測診断
職務構成名 アナログ回路設計
区分名 教材
職業名 電気技術者
 ■教材情報データシート


【記入者】

秋間紳樹、所属:大阪職業能力開発短期大学校


【教材のねらい】

電気・電子回路の目的として、物理的な対象の制御と抽象的な情報の処理の二つがあげられる。これらの方法には、アナログとディジタルがあり、後者の場合そのほとんどがディジタルによるものになってきている。しかしながら、ディジタルが困難な(高速、高分解能が要求される)部分や、物理的な対象そのものはアナログであり、それらを扱う場合にアナログ回路のなすべき役割は大きい。

一般にアナログ回路はディジタル回路に比べ理解がしにくく、また、実際に回路を製作するのが重要と言われている。そこで、セミナーカリキュラムモデルE-205-003-3をもとにアナログ回路技術をデバイスの基礎から体系的に習得することを目標とした教材を作成した。

この教材は、提示されている回路を検討し実際に設計・製作することで、アナログ回路技術の習得ができるようにした。テキストは、そのままOHPとして使用できるような構成とし、ポイントや導入式等は余白に書き込めるようにした。また、設計に関する部分では、算出するパラメータは書き込み式にすることで、設計のポイントがわかるようにした。


【内容】

  1. デバイスの基礎
  2. 電流帰還バイアス回路の電圧増幅度
  3. 電源回路
  4. 昇圧型スイッチング電源の設計と製作
  5. 降圧型スイッチング電源の設計と製作
  6. オペアンプの基礎
  7. オペアンプの応用


【作者名】

秋間紳樹、所属:大阪職業能力開発短期大学校


【教材作成年月日】

平成10年8月


【セミナー時間数】

42時間


【体系図での位置】

業種名:電気・電子部品製造業等
職 務:電子回路設計、計測診断
職務構成名:アナログ回路設計


【レベル表示】

専門2


【セミナー対象者】

設計開発技術者


【教材形態】

1.開発形態:指導員による開発
2.セミナーの実施形態:技能・技術習得型
3.教材の種類:主教材書:自作教材(自作テキスト)
副教材 :自作教材(実習課題)
4.補助教材:OHP
5.教材開発ツール:一太郎Ver8、花子Ver3


【参考文献】

  1. 雨宮好文「現代 電子回路学[1]」オーム社
  2. 鈴木雅臣「続 トランジスタ回路の設計」CQ出版
  3. 押本愛之助・小林博夫「トランジスタ回路計算法」工学図書
  4. 在田保信・森敏・由宇義珍「改訂 電力制御回路設計ノウハウ」CQ出版
  5. 岡村廸夫「OPアンプ回路の設計」CQ出版
  6. analogdevices社op07 データシート 「http://www.analog.com/pdf/op07.pdf」
  7. national semiconductor社 LMC660データシート「http://www.national.com/ds/LM/LMC660.pdf」

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