イ．受講生アンケート

• 一人で１台のインバータを作りたかった。(以前は２名で１台のインバータを作っていた)
• もう少し基礎的な部分に力を入れてほしい。

ロ．講師所見

• 基礎実験をしっかりやるかやらないかによって、後々の理解度がかなり違ってくると思われる。

しかし、課題の数が多いので、受講生全体のレベルと進行状況を見ながら、課題の取捨選択をする事が必要である。

ハ．セミナー改善点

• １人１台製作に関しては対応済み。
• 基礎事項の追加に関しては、別セミナーのテキスト等から該当する部分のみをピックアップして対応することを検討中。
• 製作したインバータの評価試験課題を追加・・・（検討中）
• ソフトウエアによるインバータの制御課題の追加（せめてＶ／Ｆ制御までは）・・・（検討中）
• 別に、汎用インバータを用いた「インバータ応用」等のコースを追加・・・（検討中）

ニ．募集状況及び受講・修了状況

ホ．評価結果

• 平成７年度まではプリント基板を使用せずに、全ての試作をプロットボード上で行ったために、試作に関わ　　　る作業時間がかなり多くなり、説明等が不十分なものとなってしまった。

このことをふまえて平成９年度は、インバータの試作に一部プリント基板を使用し、作業時間の短縮をはかった。これにより作業時間は大幅に短縮されたが、試作が単なるキットの組立になってしまうのではないか　　　と感じるところがあった。

今後も、作業時間の短縮をはかりつつ効果的な訓練ができるようなカリキュウラムにしていこうと考えている。