教材名 PCの基礎技術(オムロン編)
教材名2
教材ID 154
教材作成者名 友田 勝; 竹之内 清彦
教材作成日 1998-03-31
改訂情報
ジャンル名 普通教材
分野名 電気・電子系
業種名 電気・電子部品製造業
職務名 自動化制御
職務構成名 制御技術の展開
区分名 教材
職業名 機械技術者
指導案

準備項目

テキスト

  • 自作テキスト及び実技課題の作成
  • ユーザーズマニュアルの準備

使用機器、工具、資材

  • 使用機器、工具は別紙参照
  • 使用資材:KIV線(0.5sq、0.75sq)、圧着端子(1.25Y-3.5)

<第1日>

9:00 はじめに

  • 挨拶
  • 自己紹介
  • 受講生への注意点
  • テキスト教材の確認
  • コース内容、日程の説明

    1日目:入出力結線等

    2日目:基本命令等

    3日目:基本プログラム演習等

    4日目:制御プログラム実習等

9:20 制御概要

  • 自動制御

    シーケンス制御とフィードバック制御について説明する。特にシーケンス制御はデジタル(ON-OFF)、フィードバック制御はアナログ(データ)を取り扱う事も説明する。

  • シーケンス制御の種類

    シーケンス制御を行うのにいろいろなやりかたがあるが、PCを使った制御が主流となっている。

10:20 休憩 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

10:40 PCについて

  • PCの特徴

    主にリレーシーケンスとの比較だがPCの利点をまとめる。

  • PCの構成

    制御で重要な入力、制御、出力の3要素について説明し、入力機器及び出力機器等、PC制御で使用される機器について実物を提示しながら説明する。

  • 入力部

    マニュアルで使用ユニットの確認

    圧着接続の説明をして押しボタンスイッチの配線をしてもらう。

    センサとPCのインターフェイス(3線式センサ)の説明。特にNPN型センサとPNP型センサについての説明をする。

12:00 昼食 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

13:00 PCについて

  • 出力部

    リレー接点、トランジスタ、トライアック出力の電源の使用及び各ユニットの特徴。

    マニュアルで使用ユニットの確認。

    パイロットランプの配線。

    強制出力を用いて配線の確認を行う。強制出力を使用するにあたり必要なプロコンの使い方の説明を行う。

14:20 休憩 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

14:40 PCについて

  • メモリ部
  • CPU部
  • 入出力番号

    特に入出力番号についてはプログラムを組む時に重要となるのでマニュアル等を用いて詳しく説明する。

16:00

<第2日>

9:00 ラダー命令

  • 基本命令(1)

    プログラムを打ち込むためのツールをプロコンで行うか、サポートソフトで行うか2通り方法があるが、テキストではプロコンを用いた時を想定しニモニックを提示してある。ニモニックに直す方法も説明が必要である。

    また、タイムチャートを提示してあるのでタイムチャートの説明も行う。

    (LD、AND、OR、NOT)

10:20 休憩 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

10:40 ラダー命令

  • 基本命令(1)

    回路はさほど難しくないと思われるが、ニモニックへの変換の説明を行う。プロコンの使い方はマニュアルで確認してもらう。

    (OR LD、TR、TIM、CNT)

12:00 昼食 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

13:00 ラダー命令

  • 基本回路

    自己保持回路及びインターロック回路の説明を行いプログラムを入力して確認してもらう。電気的な流れを説明する。

    また、テキストに示している回路以外でも自己保持回路を用いた順序制御等のプログラムは多数あると思われるので、問題として考えてもらうのも良いと思う。

14:20 休憩 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

14:40 ラダー命令

  • 基本回路

    タイマを用いた回路を作成してもらいタイマの基本的な使い方を理解してもらう。フリッカ回路あるいは信号機モデル等、問題として考えてもらう。

16:00

<3日目>

9:00 ラダー命令

  • 基本命令(2)

    テキストにはよく使用され必要とおもわれる命令のみ提示しているので、その他についてはマニュアルを用いて説明を行う。

    (IL、ILC、DIFU、DIFD)

    また、内部リレー及び特殊リレーについての説明する。

10:20 休憩 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

10:40 基本プログラム演習

タイムチャートで示してある演習問題のラダー図を考えてもらう。

シーケンサにプログラムを入力し動作の確認。詳しくは演習問題説明書参照。

12:00 昼食 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

13:00 基本プログラム演習

14:20 休憩 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

14:40 基本プログラム演習

基本プログラムの解答、解説を行う

プログラムは一例であり、他のプログラムのほうがよい場合があるかもしれない。

16:00

<4日目>

9:00 制御プログラム実習

コンデンサモータとPCの配線

実習課題の解説(実技関連説明書参照)

10:20 休憩 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

10:40 制御プログラム実習

モータ制御課題

インチング動作

端動作

12:00 昼食 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

13:00 制御プログラム実習

モータ制御課題

往復動作

14:20 休憩 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

14:40 制御プログラム実習

プログラム例配布

プログラムの解説

見通しのよいプログラムについて

15:40 質疑応答、後片づけ

16:00

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