講習前打ち合わせ項目

1. コース内容と進め方
   1. 環境設定・ハードの設定及び組み立て
   2. FA現場におけるデータ通信の一般
   3. ソフトウェアーとハードウェアーのデータ処理の切り分け
   4. 他メーカーの通信リンクソフトの概要
   5. 日報の書き方の実際
2. ソフトウェアーの確認
3. 準備すべき項目
4. テキスト及びその他の機器
5. 今後の予定

準備項目

1. シーケンサ教材（自作：生産管理用ＬＡＮ教材）
2. テキスト
   1. 自作教材原稿より印刷
   2. 市販テキスト１冊
   3. ＦＤ１枚
3. 受講生名簿
4. アンケート

「第一日目」

準備

1. パソコン、シーケンサ等の環境を整える
2. ＦＤ、テキスト

9:00 はじめに

• 挨拶
• 講師自己紹介
• 生徒自己紹介
• テキスト等、教材の確認
• コース内容

  初日：シーケンサと表計算ソフト（エクセル）の通信の概要、エクセルVBAの概要

  二日目：シーケンサと表計算ソフトとのビット、ワードデータの読み込み、書き込み方法と実習、VBAによるデータ処理、検索設定

  三日目：二日目の続き、日報作成

• 受講者のレベルについてパソコン取り扱い経験、シーケン

  サのプログラム作成経験、表計算ソフト（ＭＳ－Excel）の使用経験があるか聞いてみる。

9:20 シーケンサとパソコンの接続概要（テキストＰ１～Ｐ１２）

• システム構成
• 接続方法
• 伝送（通信）手法、手順
• シーケンサのプログラム法

9:50 生産管理用LAN教材の説明（テキストＰ２２～Ｐ２４）

• 制御盤の各スイッチと機能
• シーケンサのデータ割付

10:00 計算機リンクサポートソフトウェアー（ＦＸリンク）の説明

（テキストＰ１３～Ｐ２１）

• 起動方法
• 通信条件設定法その他

10:30 休憩

10:45Ｅｘｃｅｌの概要説明

• 起動方法その他

11:00Ｅｘｃｅｌへのデータ読み出し方法（テキストＰ２５～Ｐ３０）

• シーケンサのビット・ワードデバイスのセルへの読み出し

設定法

• 条件付きセルへの読み出し設定法
• 応用課題のモニタ課題１～４（テキストＰ３８）

12:00昼食

13:00Ｅｘｃｅｌ ＶＢＡの概要

• マクロとは、VBAとは

13:10 VBAの基本構文

• マクロ、プロシージャ、オブジェクト、プロパティー、メ

ソッド、コンテナ、コレクション等

14:00 Ｅｘｃｅｌからのデータ書き込み方法（テキストＰ３０～Ｐ３４）

• シーケンサのビット・ワードデバイスへのセルからの書き

込み設定法

• 条件付きセルへ書き込み設定法

14:15イベント発生によるデータの更新方法

• イベントプロシージャについて
• イベントの発生によるセルへのデータ更新方法
• 応用課題のイベント記録課題１～２（テキストＰ３９）

14:30休憩

14:45応用課題の続き

• イベント記録課題３～７（テキストＰ３９）

16:00終了

「第二日目」

9:00 VBAによる生産履歴、異常履歴作成

• Functionプロシージャの説明
• 定期（周期）記録の方法
• 応用課題の定期記録課題１～３（テキストＰ４０）

10:30休憩

10:45 応用課題の続き

• 応用課題の定期記録課題４～５（テキストＰ４０）

12:00昼食

13:00循環制御表の説明

• 循環制御表の説明
• 定期記録中の循環制御表を考える
• SelectCase文の説明
• 応用課題の定期記録課題６～８（テキストＰ４０～Ｐ４１

）

14:30休憩

14:45応用課題の続き

• 応用課題の定期記録課題９～１１

  （テキストＰ４０～Ｐ４１）

16:00終了

「第三日目」

9:00履歴データのファイル処理方法

• シーケンシャルファイルの説明
• 指定時間でのファイル保存法
• 応用課題のファイル処理課題１～３（テキストＰ４１）

10:30休憩

10:45 応用課題の続き

• 応用課題のファイル処理課題４～６（テキストＰ４１）

12:00昼食

13:00グラフ作成課題の方法

• グラフウィザードの使い方
• パレート図の作成法
• ワークシート関数について
• 応用課題のグラフ作成課題１～６

（テキストＰ４２～Ｐ４３）

14:30休憩

14:45日報印刷の方法

• 印刷の方法
• 応用課題の日報印刷課題（テキストＰ４４）

15:45まとめ、アンケート

16:00終了