教材名 アナログ回路技術
教材名2
教材ID 159
教材作成者名 秋間 紳樹; 中村 久任
教材作成日 1998-09-11
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 電気・電子系
業種名 電気・電子部品製造業
職務名 電子回路設計
職務構成名 アナログ回路設計
区分名 教材
職業名 電気技術者
 セミナー実施状況・結果報告書



イ.受講生アンケート

アンケート調査を行う予定をしていたが、実験の指導に追われ採る余裕がなかった。しかし、休憩時間等の受講生の話では、
1ICの中を設計しているみたいで非常に興味深い。
2回路シミュレータをはじめて扱った。とてもおもしろい。解析結果がすぐに得られ便利だ。
3一部説明の分らないところがある。
とのことであった。

ロ.講師所見

はじめてのコースだったので、それぞれの項目にどれぐらいの時間がかかるかがよめなっかった。シミュレータの操作については、市販の本に詳しく解説してあるので手間を省く意味からもその本を利用することにした。トランジスタの極性については、省こうかと思ったが新入社員ということもあって念のため入れてみた。サーミスタを用いた計装増幅回路では、温度に対する出力電圧がリニアにでていないので、この点を改良した応用課題にするべきだと思う。


受講生はシミュレータの操作、実験は熱心に取り組んでいた。しかし、回路の説明ではほとんどの人が良く耳を傾けていたが、言っていることが分らないのか、分ろうとしないのか、昨晩の疲れなのか、居眠りする人もいた。

私自身も自転車操業的なところあったが、全体とすれば、まあまあ好評のセミナーであったのではないか?

ハ.セミナー改善点

セミナーに時間配分を再度良く考えたほうがよい。また、受講生に応じて不必要な部分はカットし、効率良く進むように全体的に工夫が必要と思われる。シミュレータの操作は市販の本を用いたが、より簡便にまとめられたものを用意してなるべく短時間に基本操作を習得できるように工夫したほうが良いと思われる。

ニ.募集状況及び受講・修了状況

この内容でのセミナーはまだ一回しか行われていない、ある企業の新入社員教育の一貫でおこなったオーダーメードコースである。したがって、特定企業の新入社員11名が受講し終了した。

ホ.評価結果

シミュレータを設計ツールとして利用した、OPアンプICの中の回路を踏まえたアナログ回路設計というものがある程度受講生にみえてきたと思う。

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