教材名 自動計測システム開発
教材名2
教材ID 161
教材作成者名 樋口 正人; 若林 革
教材作成日 1998-12-20
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 電気・電子系
業種名 電気・電子部品製造業
職務名 計測診断、制御システム、自動化
職務構成名 コンピュータ制御応用
区分名 教材
職業名 電気技術者
 ■教材情報データシート


【記入者】

樋口正人  所属:宮城職業能力開発促進センター


【教材のねらい】

Windous95が世の中に出てからパソコンを取り巻く環境が急速に変化しました。

その使いやすさは、今まで、キーボードが苦手な人にとって格段に向上しました。そして、一般ユーザーだけでなく技術者も含めたあらゆる分野に広まり、計測技術分野のプログラミング方法にも変化をもたらしています。

計測制御用ソフトウェアーのひとつとしてLab VIEWがあります。その使いやすさ及び、対応計測器の豊富さにより、Lab VIEWの採用メーカーも増えてきております。しかし、マニュアルがあるだけでその利用方法を示した参考図書はほとんどありません。

このソフトは計測制御分野での利用価値が高いわけですが、使用方法を学ぶためには、参考図書が少ないこともあり、かなりの時間を必要とします。

従って、無理に1コースで全てを学ぶことはしません。このコースにおいては、基本的な使い方をマスターした方を対象とします。そして、GPIBによる計測器のコントロールやそれらを組み合わせた応用プログラムを作成することを通してLab VIEWの利用方法を学びます。

具体的には、GPIB Wite.vi とGPIB Read.viを使用した計測器のコントロール用ドライバの作成と、他のソフトで使用できるようなサブVIの作成方法を学習します。さらに、それらのサブVIを使用した応用として、ダイオードの静特性測定プログラムと、トランジスタ回路の周波数測定プログラムを作成します。

また、シリアル通信を使用して2台のパソコン間でのデータ通信と、シリアル通信による計測器のコントロールについても実習します。


【内容】

  1. GPIBの概要
  2. 基本操作
  3. GPIB基本VIの使い方
  4. 機器ドライバの作成
  5. ダイオードの静特性
  6. トランジスタ回路の周波数特性
  7. RS232C基本VIの使い方
  8. RS232Cによる計測器の制御


【作者名】

樋口正人  所属:宮城職業能力開発促進センター
若林 革       所属:宮城職業能力開発促進センター


【教材作成年月日】

平成10年12月20日


【セミナー時間数】

18時間


【体系図での位置】

業種名:電気・電子部品製造業等
職 務:計測診断、制御システム、自動化
職務構成名:コンピュータ制御応用


【レベル表示】

専門2


【セミナー対象者】

生産現場で技術開発、自動調整、製造工程に携わっているもの


【教材形態】

1.開発形態:指導員が作成
2.セミナーの実施形態:技能・技術習得型
3.教材の種類:自作教材


【参考文献】

  1. Lab VIEW活用ガイド ソニーテクトロニクス株式会社
  2. Lab VIEWグラフィックプログラミング 井上泰典 森北出版株式会社
  3. GP-IBプログラミング入門 亜樹智那著 工学図書

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