教材名 順序論理回路設計
教材名2
教材ID 162
教材作成者名 塚本 廣蔵
教材作成日 1998-06-19
改訂情報
ジャンル名 普通教材
分野名 電気・電子系
業種名 通信・計測機器製造業
職務名 電子回路設計
職務構成名 ディジタル回路設計
区分名 教材
職業名 電気技術者
指導案

【使用教材、資材一覧】

  1. 自作テキスト
  2. 図書 74シリーズIC規格表 CQ出版社
  3. 図書 CMOSデバイス規格表 CQ出版社
  4. 論理回路グループ実習システム 大和電子工業KK
  5. プロットボード
  6. 直流安定化電源
  7. 回路組立用部品
    • IC:74112(または7476)、7474,4017,4018,74192,74193

7497,7490,7493,74190,74191,M54405P(または7447) 74283,74157,7404

  • LED:TLR306,TLR113A
  • R:ICピッチ集合抵抗 330,10K
  • SW:ICピッチ4ビットディジタルSW
  1. ジャンパー線 ICピッチ サンハヤトKK

【訓練事前準備項目】

配布資料を作成しておく

  1. 自作テキスト
  2. 規格表のコピー

【訓練項目と訓練経過時間】

能力開発セミナーカリキュラムに表記

【指導展開法】

1、導入( 所要時間 1H)

  1. 講師の自己紹介
  2. 当該センターにおける当該セミナーの位置説明

    (生涯職業能力開発体系図、職務別構成要素)

  3. 受講生の自己紹介

    (企業名、職務内容、経験年数等)

  4. セミナー受講に必要な基礎知識を確認する。

    (自作テキスト§1-0、§1-1参照)

2、同期カウンタ( 所要時間 1H)

  1. 単純カスケード接続による同期カウンタの動作

(タイムチャートを書かせてみる・これでは、単純に2進数と 一致しないことを認識させる)

  1. 多ビット同期カウンタ

(出力表との対比・これでは配線がどんどん多くなる ことを認識させる)

3、10進カウンタ( 所要時間 1H)

  1. 非同期10進カウンタ

    (フィドバックリセットはすべてのFFに必要か?考えさせる)

  2. 同期10進カウンタ

(動作確認・どうすればこのような回路が設計できる のか?技術習得意欲の喚起)

4、同期N進カウンタ( 所要時間 2H)

  1. 各種同期N進カウンタ

    (提示、説明)

  2. 同期N進カウンタの設計

(5進ダウンカウンタを設計してみせる。6進アップカウンタを設 計させる)

5、ジョンソンカウンタ( 所要時間 1H)

  1. ジョンソンカウンタ

    (提示、説明、動作・設計はこれが簡単)

  2. フィードバック付きジョンソンカウンタ

    (提示、説明、リングカウンタの動作を考えさせる)

6、カウンタIC( 所要時間 1H)

  1. プログラマブルN進カウンタ

(既存カウンタICの提示、説明、どこまでの信号が同期し ているか注意させる)

  1. カウンタの多桁接続

    (提示、説明、完全な同期型か注意させる)

7、加減算回路( 所要時間 1H)

  1. 4ビットFAを使った8ビット加算回路

(提示、説明、後は何ビットのものでも簡単だとの認識 を持たせる)

  1. 加減算切り替え回路

(提示、説明、加算が分かれば減算は簡単だとの認識 を持たせる)

8、10進補正回路( 所要時間 1H)

  1. 10進補正回路

(提示、説明、だんだんとマイコン回路が理解でき設 計技術者としての誇りと喜びが感じられないか?)

9、回路組立実習( 所要時間 3H)

  1. JK-FFを使用した同期N進カウンタの設計組立
  2. 既存カウンタICの多桁接続回路
  3. 演算回路

    (希望する回路から、時間まで実習を行わせる)

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