【使用教材、資材一覧】
- 自作テキスト
- 図書 74シリーズIC規格表 CQ出版社
- 図書 CMOSデバイス規格表 CQ出版社
- 論理回路グループ実習システム 大和電子工業KK
- プロットボード
- 直流安定化電源
- 回路組立用部品
- IC:74112(または7476)、7474,4017,4018,74192,74193
7497,7490,7493,74190,74191,M54405P(または7447) 74283,74157,7404
- LED:TLR306,TLR113A
- R:ICピッチ集合抵抗 330,10K
- SW:ICピッチ4ビットディジタルSW
- ジャンパー線 ICピッチ サンハヤトKK
【訓練事前準備項目】
配布資料を作成しておく
- 自作テキスト
- 規格表のコピー
【訓練項目と訓練経過時間】
能力開発セミナーカリキュラムに表記
【指導展開法】
1、導入( 所要時間 1H)
- 講師の自己紹介
- 当該センターにおける当該セミナーの位置説明
(生涯職業能力開発体系図、職務別構成要素)
- 受講生の自己紹介
(企業名、職務内容、経験年数等)
- セミナー受講に必要な基礎知識を確認する。
(自作テキスト§1-0、§1-1参照)
2、同期カウンタ( 所要時間 1H)
- 単純カスケード接続による同期カウンタの動作
(タイムチャートを書かせてみる・これでは、単純に2進数と
一致しないことを認識させる)
- 多ビット同期カウンタ
(出力表との対比・これでは配線がどんどん多くなる
ことを認識させる)
3、10進カウンタ( 所要時間 1H)
- 非同期10進カウンタ
(フィドバックリセットはすべてのFFに必要か?考えさせる)
- 同期10進カウンタ
(動作確認・どうすればこのような回路が設計できる
のか?技術習得意欲の喚起)
4、同期N進カウンタ( 所要時間 2H)
- 各種同期N進カウンタ
(提示、説明)
- 同期N進カウンタの設計
(5進ダウンカウンタを設計してみせる。6進アップカウンタを設
計させる)
5、ジョンソンカウンタ( 所要時間 1H)
- ジョンソンカウンタ
(提示、説明、動作・設計はこれが簡単)
- フィードバック付きジョンソンカウンタ
(提示、説明、リングカウンタの動作を考えさせる)
6、カウンタIC( 所要時間 1H)
- プログラマブルN進カウンタ
(既存カウンタICの提示、説明、どこまでの信号が同期し
ているか注意させる)
- カウンタの多桁接続
(提示、説明、完全な同期型か注意させる)
7、加減算回路( 所要時間 1H)
- 4ビットFAを使った8ビット加算回路
(提示、説明、後は何ビットのものでも簡単だとの認識
を持たせる)
- 加減算切り替え回路
(提示、説明、加算が分かれば減算は簡単だとの認識
を持たせる)
8、10進補正回路( 所要時間 1H)
- 10進補正回路
(提示、説明、だんだんとマイコン回路が理解でき設
計技術者としての誇りと喜びが感じられないか?)
9、回路組立実習( 所要時間 3H)
- JK-FFを使用した同期N進カウンタの設計組立
- 既存カウンタICの多桁接続回路
- 演算回路
(希望する回路から、時間まで実習を行わせる)
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