教材名 型枠・支保工の構造計算
教材名２
教材ID 165
教材作成者名 堀田 多喜雄
教材作成日 1998-09-05
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 居住系
業種名 総合建設業
職務名 構造設計
職務構成名 各種構造計算の応用
区分名 教材
職業名 建築技術者
　■教材情報データシート


【記入者】

堀田多喜雄，滋賀職業能力開発短期大学校


【教材のねらい】

仮設構造物は各工事段階に応じて架設させますが、その種類も多く、しかも使用条件や役割、さらには重要度も異なっています。しかし、仮設構造物は各工事が終了すれば、不要となるものですから、安全性はもとより、経済性も同時に要求されます。従って、仮設計画を安全でかつ経済的なものにしていくためには構造計算による検討が必要になります。

本セミナーではその仮設構造物の中で鉄筋コンクリート造に用いられる「型枠・支保工」の構造計算についてその計算方法について例題・演習をふまえて理解させることを目的とします。さらに、実例の図面から各自がパネル割りを行い、セパレータの配置・単管の配置等を決め、構造計算をすることで、よりその理解度を高めて頂きます。


【内容】

  1. 概要
  2. 教科書・参考書
  3. 構造計算のすすめ方
    4. (1)荷重計算
    (2)応力・変形計算
    (3)断面計算
  4. 型枠の構成材
    5. (1)合板パネル
    (2)端太材
    (3)支柱材
    (4)緊結材
  5. 基本問題
  6. 壁型枠の構造計算
    7. 1. 荷重計算
    2. せき板の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)たわみに対する検討
    3. 縦端太の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)たわみに対する検討
    4. 横端太の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)フォームタイの検討
  7. 柱型枠の構造計算
    8. 1. 荷重計算
    2. せき板の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)たわみに対する検討
    3. 縦端太の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)たわみに対する検討
    4. 横端太の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)たわみに対する検討
    5. フォームタイの検討
    (1)フォームタイの選定
    (2)引張力の算出
    (3)フォームタイの検討
  8. 床板型枠・支保工の構造計算
    9. 1. 荷重計算
    2. せき板の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)たわみに対する検討
    3. 根太の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)たわみに対する検討
    4. 大引の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)せん断に対する検討
    (4)たわみに対する検討
    5. パイプサポートの検討
    (1)パイプサポートの選定
    (2)圧縮力の算出
    (3)パイプサポートの検討
  9. 梁型枠・支保工の構造計算
    10. 1. 荷重計算
    2. 梁側の検討
    2.1せき板の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)たわみに対する検討
    2.2横端太の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)たわみに対する検討
    2.3フォームタイの検討
    (1)フォームタイの選定
    (2)引張力の算出
    (3)フォームタイの検討
    3. 梁底の検討
    3.1せき板の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)たわみに対する検討
    3.2根太の検討
    (1)荷重計算
    (2)曲げに対する検討
    (3)せん断に対する検討
    (4)たわみに対する検討
    3.3パイプサポートの検討
    (1)パイプサポートの選定
    (2)圧縮力の算出
    (3)パイプサポートの検討
  10. 施工図の作成（パネル割り）
    11. 1. 施工図について
    2. パネルの割付け
    (1)柱型枠
    (2)はり型枠・支保工
    (3)壁型枠
    (4)床板型枠・支保工
  11. 構造計算書の作成
  12. まとめ


【作者名】

堀田多喜雄、所属：滋賀職業能力開発短期大学校


【教材作成年月日】

平成１０年９月５日


【セミナー時間数】

１８時間


【体系図での位置】

業種名：総合建設業
職　務：構造設計
職務構成名：各種構造計算の応用


【レベル表示】

専門１・２


【セミナー対象者】

建設業に携わる者


【教材形態】

１．開発形態：教科書の内容を指導員が詳しく解説
２．セミナーの実施形態：技術習得型
３．教材の種類：教科書＋自作テキスト
４．補助教材：特になし
５．教材開発ツール：Office97


【参考文献】

  1. 畑中和穂著、建築の型わく工事、理工学社
  2. 日本建築学会編、型枠の設計・施工指針案、日本建築学会

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