【使用教材・資材】
- テキスト 1「耐震診断指導技術」
自作テキスト
*指導法はじめ技術指導に関する事項を掲載
【訓練事前準備項目】
- 模擬診断対象物件の選定と各種資料準備
- 耐震診断の模擬実践にあたり、その対象建築物(木造、RC造)の選定
- 選定建築物の事前調査資料(設計図書等)の準備
- 診断に用いる機器・工具の準備
- コンクリートコア採取機
- シュミットハンマ
- 配筋非破壊検査装置
- フェノールフタレインアルコール溶液
- はつり用具
- ノギスまたはデップスゲージ
- 万能加力試験機
- カメラ、記録紙
- プレゼンテーション機器一式
- 耐震診断ソフトとパソコン
- 受講者への配布テキスト・試料一式
*詳しくは、テキスト参照のこと
【訓練項目と経過時間】
次項以降 指導案シートとして添付
No. 1- -
訓練課題 課題概要-1 7.訓練機材
目 標 リーダー養成コースの意義と
・耐震診断指導技術テキスト
- 指導技法の概要が理解できる
- ・指導案シート
時 期 1日目 ・訓練予定表用紙
訓練生数 10人 1体系図、作業分解シート
場 所 教室 2プレゼンテーション機器
所要時間 6時間
指導段階 |
時 間 |
要点と方法 |
教材 |
導 入
提 示
実 習
(実演)
総 括 |
20分
160分
150分
30分 |
開会式
・オリエンテーション
・受講者、講師の紹介
*受講者に心の準備をさせ、研修の目的を認識させる
(1)教育訓練(企業内における人材開発)の必要性と意図を説明する
・能力開発の形態 OJT、OFF JT、自己啓発
*それぞれの特徴を説く
(2)教育訓練に必要な体系図の意義を説明する
・能力開発計画における体系図の利用
(3)訓練計画の立て方
・訓練コースの目標設定とカリキュラム作成
・指導案作成と教材開発
*ニーズに沿った訓練コース開発ステップ
を理解させる
(4)リーダー及び講師の役割を説明する
・生産における問題
・問題解決のためのリーダー(監督者)に必要な
条件(5条件)
*「教える技能」を当コースで訓練することの重要性を説く
(5)リーダー養成コースに対する自己PRを行わせる
・受講者の自己PR
*自己表現力(プレゼンテーション能力)
の評価の参考とする
(6)安全作業の進め方を説明する
・現場運営管理における安全作業「仕事を教える」指導スキルの説明と実演
(7)仕事の教え方
(8)作業分解の仕方 ステップと急所(ポイント)
・作業分解実演 <講師>
・作業分解演習 <受講者全員>
(9)指導案の書き方
(10)訓練予定表の書き方
(11)正しい教え方実演 <受講者選出>
*指導力の評価
(12)実演に対する評価と、指導スキルの重要性を強調
する |
指導技術テキスト
課題概要補助資料
プリント
プリント
課題概要補助資料
指導技術テキスト
プリント
作業分解シート
指導技術テキスト
指導案シート
観察シート |
No. 2- -
訓練課題 課題概要-2 7.訓練機材
目 標 木造建築物の耐震診断実務に
・耐震診断指導技術テキスト
関する指導方法をプレゼンテーション機器を使って実習する
時 期 2日目 1体系図、作業分解シート
訓練生数 10人 2プレゼンテーション機器
場 所 教室
所要時間 6時間
指導段階 |
時 間 |
要点と方法 |
教材 |
導 入
提 示
実 習
(実演)
まとめ |
20分
150分
180分
10分 |
本日の予定
教え方の復習
耐震診断技術の木造住宅の要点項目を指導実習する
(1)木造住宅の耐震要素について説明する <講師>
*それぞれの特徴を説く
(2)耐震診断表と判定法について説明する <講師>
*プレゼンテーションによる説明も併用する
(3)要素作業及び関連知識の洗い出しを行う <受講者>
*指導が難しい専門的項目の抽出と能力の現状 評価
(4)講習会の構成を検討する
・本コースの講習設定課程の説明
<講師>
・職場が期待する目標と自らの達成目標の設定
<受講者>OHPによるプレゼンテーション技法の実習を行う
(1)テキストを参考とし、グループ毎に「木造住宅の耐震要素」、「耐震診断表と判定表」について指導
案を作成する <受講者> *1グループ3人から5人程度とする
(2)グループ内で互いの指導案について検討する指導案シート
*指導案作成について説明する
(3)指導演習 <受講者> ・発表方法
*プレゼンテーションの活用技法プレゼンテーション機器
*プレゼンテーションに対する評価・批評
(4)手順評価 <講師・受講者>
(5)指導急所抽出及び指導手順書作成
<受講者>指導実習に対する評価を行う |
|
No. 3- -
訓練課題 課題概要-3 7.訓練機材
目 標 木造建築物の耐震診断実務に
・耐震診断指導技術テキスト
関する計算方法と理論に対する指導方法を習得する
時 期 3日目 1体系図、作業分解シート
訓練生数 10人 2プレゼンテーション機器、黒板
(ホワイトボード)
場 所 教室 3関数電卓
所要時間 6時間
指導段階 |
時 間 |
要点と方法 |
教材 |
導 入
提 示
実 習
(実演)
まとめ |
20分
150分
180分
10分 |
本日の予定
教え方の復習
観察シートによる観察法耐震診断技術の木造住宅の要点項目を指導実習する
(1)現地調査の方法について説明する
(2)偏心率の算定法について説明する
(3)水平抵抗力の算定法について説明する
(4)補強方法について説明する
(5)要素作業及び関連知識の洗い出しを行う
評価黒板を使ったプレゼンテーション技法の実習を行う
(1)テキストを参考とし、グループ毎に「木造住宅の偏心率の算定法」、「水平抵抗力の算定法」について指導案を作成する
(2)グループ内で互いの指導案について検討する()指導演習
(4)手順評価 <講師・受講者>
(5)指導急所抽出及び指導手順書作成
|
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No. 4- -
訓練課題 課題概要-4 7.訓練機材
目 標 RC建築物の耐震診断実務に
・耐震診断指導技術テキスト
関する現地調査方法に対する指導方法を習得する
時 期 4日目 1体系図、作業分解シート
訓練生数 10人 2コンクリートコア試験用機器
場 所 現場 3中性化試験用機器
所要時間 6時間
指導段階 |
時 間 |
要点と方法 |
教材 |
導 入
提 示
実 習
(実演)
まとめ |
20分
150分
180分
10分
|
本日の予定
教え方の復習
観察シートによる観察法RC建築物の耐震診断技術の要点項目を指導実習する(1)現地調査の種類について説明する <講師>
*それぞれの特徴を説く(2)実地試験の準備をする <講師>
(3)機器の取り扱いについて説明する
*実機を用いた説明も併用する *記録用紙の使い方の説明
(4)作業手順について説明する <講師>
(5)評価方法について説明する <講師>(
6)要素作業及び関連知識の洗い出しを行う <受講者>
*指導が難しい専門的項目の抽出と能力の現状
評価実機を使った指導技法の実習を行う
(1)テキストを参考とし、グループ毎に「現地調査の種類」、「試験装置の扱い方」、「試験結果の評価方プリント法」について指導案を作成する
<受講者>
(2)グループ内で互いの指導案について検討する
(3)指導演習 <受講者>指導案シート ・発表方法
*試験装置を用いた指導方法試験装置
*現場における指導方法 *実演に対する評価・批評
(4)手順評価 <講師・受講者> *観察シートの利用
(5)指導急所抽出及び指導手順書作成
<受講者>指導実習に対する評価を行う |
No. 5- -
訓練課題 課題概要-5 7.訓練機材
目 標 RC建築物の耐震診断実務に
・耐震診断指導技術テキスト
関する耐震指標の算定に対する指導方法を習得する
時 期 5日目 1体系図、作業分解シート
訓練生数 10人 2パソコン
場 所 教室 3耐震診断ソフト
所要時間 6時間
指導段階 |
時 間 |
要点と方法 |
教材 |
導 入
提 示
実 習
(実演)
まとめ |
20分
150分
180分
10分 |
本日の予定 教え方の復習
観察シートによる観察法RC建築物の耐震診断技術の要点項目を指導実習する
(1)耐震指標の要素について説明する <講師>
*それぞれの特徴を説く
(2)ソフトによる入力データの準備をする <講師>
(3)ソフトの取り扱いについて説明する
*手計算を用いた説明も併用する
*パソコンによる入力方法の説明
(4)作業手順について説明する <講師>
(5)評価方法について説明する <講師>
(6)要素作業及び関連知識の洗い出しを行う <受講者>
*指導が難しい専門的項目の抽出と能力の現状
評価耐震診断ソフトを使った指導技法の実習を行う
(1)テキストを参考とし、グループ毎に「耐震指標の種類」、「ソフトの扱い方」、「計算結果の評価方法」プリント
について指導案を作成する <受講者>
(2)グループ内で互いの指導案について検討する
(3)指導演習 <受講者>指導案シート ・発表方法
*解析ソフトを用いた指導方法パソコン
*計算結果の評価に対する指導方法耐震診断ソフト
*実演に対する評価・批評
(4)手順評価 <講師・受講者> *観察シートの利用
(5)指導急所抽出及び指導手順書作成
<受講者>指導実習に対する評価を行う |
No. 6- -
訓練課題 課題概要-6 7.訓練機材
目 標 木造住宅の耐震診断における
・耐震診断指導技術テキスト
実務的指導課題の作成
時 期 6日目 1体系図、作業分解シート
訓練生数 10人 2パソコン
場 所 教室、現場 3各種資料(設計図書等)
所要時間 6時間 4診断機器
指導段階 |
時 間 |
要点と方法 |
教材 |
導 入
実 習
まとめ |
20分
300分
20分 |
本日の予定 指導法の復習
ワープロとパソコンの使用についての復習
木造建築物の耐震診断に関する指導課題を作成する
(1)作業上の技術要素をまとめる <受講者>
指導技術テキストパソコンテキスト
・必要に応じ分担作業により「木造耐震診断技術」
の演習書をまとめる *グループ内で内容の確認を行う
*技術的に不明な点はこの時点で解決する
(2)作業上の指導要素をまとめる <受講者>
・OJT、OFFJTの手法により区分する
*指導上曖昧な点はこの時点で解決する
・現地調査等で作業に伴う安全の確認を行う
(3)指導演習書を作成する <受講者>
・技術要素・指導要素の編集作業を行う
*教材作成ツールの操作を確認する
*プレゼンテーションツールの操作を確認する
(4)評価基準について検討する <受講者・講師>
・自己評価、総合評価についてまとめる課題製作に対する評価を行う
<受講者・講師>テキスト ・テキストの評価基準を参照する(評価基準)
*市場要求度と照らし合わせる *ねらいがはっきりしているか |
No. 7- -
訓練課題 課題概要-7 7.訓練機材
目 標 RC建築の耐震診断における
・耐震診断指導技術テキスト
実務的指導課題(現地調査編)の作成
時 期 7日目 1体系図、作業分解シート
訓練生数 10人 2各種調査・試験機器
場 所 教室、作業現場 3パソコン
所要時間 6時間
指導段階 |
時 間 |
要点と方法 |
教材 |
導 入
実 習
まとめ |
20分
300分
20分 |
本日の予定
課題作成の要点復習
RC建築物の耐震診断に関する現地調査指導課題を作
成する
(1)作業上の技術要素をまとめる <受講者>
・必要に応じ分担作業により「耐震診断に伴う現
地調査技術」の演習書をまとめる
*グループ内で内容の確認を行う
*技術的に不明な点はこの時点で解決する
(2)作業上の指導要素をまとめる <受講者>
・OJT、OFFJTの手法により区分する
*指導上曖昧な点はこの時点で解決する
・現地調査等で作業に伴う安全の確認を行う
(3)指導演習書を作成する <受講者>
・技術要素・指導要素の編集作業を行う
*教材作成ツールの操作を確認する
*プレゼンテーションツールの操作を確認する
(4)評価基準について検討する <受講者>
・自己評価、総合評価についてまとめる
課題製作に対する評価を行う <受講者・講師>
・テキストの評価基準を参照する
*現行の基準に沿うものか
*ポイントが伝わるか |
指導技術テキスト
テキスト
各種調査試験機器
パソコン
テキスト |
No. 8- -
訓練課題 課題概要-8 7.訓練機材
目 標 RC建築の耐震診断における
・耐震診断指導技術テキスト
実務的指導課題(耐震指標の計算)の作成
時 期 8日目 1体系図、作業分解シート
訓練生数 10人 2耐震診断ソフト
場 所 教室 3パソコン
所要時間 6時間
指導段階 |
時 間 |
要点と方法 |
教材 |
導 入
実 習
まとめ |
20分
300分
20分 |
本日の予定
課題作成の要点復習
RC建築物の耐震診断に関する耐震指標の計算指導課
題を作成する
(1)作業上の技術要素をまとめる <受講者>
・必要に応じ分担作業により「耐震診断に伴う計
算技術」の演習書をまとめる
*グループ内で内容の確認を行う
*技術的に不明な点はこの時点で解決する
(2)作業上の指導要素をまとめる <受講者>
・OJT、OFFJTの手法により区分する
*指導上曖昧な点はこの時点で解決する
・現地調査等で作業に伴う安全の確認を行う
(3)指導演習書を作成する <受講者>
・技術要素・指導要素の編集作業を行う
*教材作成ツールの操作を確認する
*プレゼンテーションツールの操作を確認する
(4)評価基準について検討する <受講者>
・自己評価、総合評価についてまとめる
課題製作に対する評価を行う
・訓練評価の予想を加味した評価
*後日以降の指導演習についての検討 |
指導技術テキスト
耐震診断ソフト
パソコン
テキスト
チェックリスト |
No. 9- -
訓練課題 課題概要-9 7.訓練機材
目 標 実技指導の演習と評価法に
・耐震診断指導技術テキストついて互いに確認する
時 期 9日目 1体系図、作業分解シート
訓練生数 10人 2プレゼンテーションツール
場 所 教室(現場) 3パソコン
所要時間 6時間 4製作(実技)課題
指導段階 |
時 間 |
要点と方法 |
教材 |
導 入
提 示
実 習
まとめ |
20分
20分
300分
20分 |
本日の予定
進め方について説明する <講師>
(1)実技指導計画と設計の仕方
(2)実技製作課題の発表の仕方
(3)プレゼンテーション技術のポイント
木造住宅の耐震診断に関する実技課題の発表と評価
・教科の細目毎に設計した内容を10~20分程度のセミ
ナー形式で指導実習を行う
・教材の評価を行う
*全体討議・グループ内討議
・自己評価と総合評価を行う
結果と経過について報告書をまとめる
検討課題についてまとめる <講師>
・グループ長を中心とした講評
・講師による講評 |
指導技術テキスト
テキスト
プレゼンテーション機器
報告書
報告書 |
No.10- -
訓練課題 課題概要-10 7.訓練機材
目 標 実技指導の演習と評価法に
・耐震診断指導技術テキストついて互いに確認する
時 期 10日目 1体系図、作業分解シート
訓練生数 10人 2プレゼンテーションツール
場 所 教室(現場) 3パソコン
所要時間 6時間 4製作(実技)課題
指導段階 |
時 間 |
要点と方法 |
教材 |
導 入
実 習
まとめ |
20分
300分
40分 |
本日の予定
(現場における事前調査と計算方向の2通りの指導)
RC建築の耐震診断に関する実技課題の発表と評価
・教科の細目毎に設計した内容を10~20分程度のセミ
ナー形式で指導実習を行う
・教材の評価を行う
*全体討議・グループ内討議
・自己評価と総合評価を行う
結果と経過について報告書をまとめる
総合的なまとめを行う <講師>
・グループ長を中心とした講評
・講師による講評 |
指導技術テキスト
プレゼンテーション機器
診断機器
チェックリスト
報告書
報告書 |
|