教材名 コンピュータネットワーク(LAN基礎)
教材名2
教材ID 185
教材作成者名 中村 美枝
教材作成日 1998-04-15
改訂情報
ジャンル名 普通教材
分野名 情報・通信系
業種名 情報サービス業
職務名 技術営業・プログラム開発
職務構成名 LANシステム構築基礎
区分名 教材
職業名 システムエンジニア
 ■教材情報データシート


【記入者】

中村 美枝,所属:高知職業能力開発促進センター


【教材のねらい】

システムのダウンサイジングが進み、企業内でハードディスクやプリンタなど機器の共有は、普通になってきている。さらに、ローカルな環境からインターネットへ接続したグルーバルなネットワーク環境へと移行している。流通業では、イントラネットを利用して迅速化を図り、サービスの向上による差別化を目指している。しかし、地方の中小企業においては、未だスタンドアローン環境で、コンピュータを使っており、ネットワーク化の必要性を感じながらも、その具体的なメリットを掌握できていないところも多い。

¬ANの基礎」セミナーは、ネットワーク初心者やエンドユーザを対象として、ネットワークの基礎知識を付与し、ワンフロアでの簡単なLANを構築する事を目的としている。特にプロトコルは、インターネットへの接続を考慮してTCP/IPを基本に記述した。ただし、実習では、IPの設定のみを行う。クライアント/サーバ環境におけるサーバ構築は、別のセミナーで対応することとして、ここでは、クライアントの設定のみに留める。利用してみないと説明だけでは理解しがたいことと視点がマクロになり、実際の作業が見えにくくなることを避けるためである。

ネットワークで何ができるか、LANの概要から簡単なLAN構築まで実習を通じて、理解させていく。導入と言うことで、ネットワーク接続機器(NIC,HUBなど)は、入手しやすい安価なもので対応する。あくまでも、それぞれの機器やケーブルを接続して、ネットワーク設定を行うとLANが構築できることを経験させることが、ねらいである。そのために、教材資料は、画面を取り込み、確認しながら作業を進めていけるようにした。

資料のうち、[作業]編のほうは、自施設の職員を対象とした部内研修にも使用できるように作成した。これにより、エンドユーザ環境を自ら設定し、施設内の各サーバを利用することができる。

受講生は、セミナー終了後、資料を元に、Peer To Peer型のLANが構築でき、データの共有やファイルサーバの設定を行うことができる。さらに、市販本を読み進めていけるだけの基本知識を要することができる。


【内容】

LANの概要
データ通信の基礎知識、概要、トポロジー
LANのハード構成
ケーブル、NIC、HUB
ネットワークOS
NOS、Peer To Peer型NOS、Client/Server型NOS
プロトコル
OSI、TCP/IP、その他プロトコル
小規模LAN構築
ケーブル接続、Peer To Peer型LAN、Client/Server型LANクライアント、プリンタサーバ設定
LAN対応アプリケーション
インターネット、電子メール


【作者名】

中村 美枝,所属:高知職業能力開発促進センター


【教材作成年月日】

平成10年4月15日


【セミナー時間数】

LANの概要
2時間
LANのハード構成
1時間
ネットワークOS
1時間
プロトコル
2時間
小規模LAN構築
4時間
LAN対応アプリケーション
2時間


【体系図での位置】

業種名:情報サービス業
職 務:・技術営業・プログラム開発
  • システムエンジニアリング
  • ネットワークエンジニアリング
  • データベースエンジニアリング
  • システム運用管理
  • プロジェクトマネージメントオペレーション


職務構成名:LANシステム構築基礎


【レベル表示】

専門1


【セミナー対象者】

  • LANの基礎知識について知りたい者
  • LANシステム導入の検討者


【教材形態】

1.開発形態:A4サイズ印刷物
2.セミナーの実施形態:
3.教材の種類:
4.補助教材:
5.教材開発ツール:


【参考文献】

  • 標準LAN教科書(上) (アスキー出版局)
  • ネットワーク管理者に捧げるLANの教典 (情報管理)
  • LPV-TXユーザマニュアル (製品添付)
  • PC WORK! 1997 4月号 (毎日コミュニケーションズ)

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