教材名 中級リーダ養成 UNIXネットワーク機能指導技術
教材名2
教材ID 189
教材作成者名 水渡 博幸; 平澤 博; 木村 吉伸; 清水 伸一
教材作成日 1998-04-01
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 情報・通信系
業種名 情報サービス業
職務名 システムエンジニアリング、ネットワークエンジニアリング
職務構成名 通信ネットワークの設計技術
区分名 教材
職業名 ソフトウェア開発技術者
指導案

訓練時期 1日目

所用時間 6時間

訓練目標 教育訓練の必要性と意義を理解

使用テキスト 監督者訓練 仕事の教え方手引き(教材1)

使用機器 PC(AT互換機),その他

時 間

内 容

教 材

20分

訓練内容の説明

100分

 

教育訓練の必要性と意義の理解

教育訓練に必要な体系図の理解

リーダおよび講師の役割の理解

● 受講者に教育訓練能重要性および将来リーダーになる心構えを説く

教材1

100分

 

 

リーダ養成コースに対する自己PRを行う

(注)講師はここで受講者のプレゼンテーション能力の評価を行う

100分

安全作業の進め方を説明する

● 資料を用いて安全作業についての説明をおこなう。特にVDT作業について説明をおこなう。

40分

まとめ

訓練時期
2日目
所用時間
6時間
訓練目標
教育訓練の必要性と意義を理解
使用テキスト
監督者訓練 仕事の教え方手引き(教材1)
使用機器
PC(AT互換機),その他
時 間 内 容 教 材
20分

120分







150分







70分
訓練内容の説明

UNIXネットワーク技術の教科の細目毎に指導実習
UNIXネットワークの利用実演を行う
UNIXネットワークについて実物を用いた説明を行う
関連知識について整理を行う
ここでは、UNIXネットワークの全体像を理解させることを目標
とし、受講生がUNIXネットワークのイメージを描けるようにする

プレゼンテーション技法の習得を行う
効果的なプレゼンテーション技法を習得する
プレゼンテーションに使用する機器等の使用方法を習得する
実際にテーマを決めてプレゼンテーションの練習を行う
リーダーになるためには自分が理解するだけでなく相手に専門的な知識、技術を伝えることも非常に重要であることを理解させ、そのためのプレゼンテーション技法を取得させる

まとめ
 
訓練時期
3日目
所用時間
6時間
訓練目標
UNIXのインストールと環境設定の習得
使用テキスト
FreeBSD徹底入門(教材1),TCP/IPネットワーク管理(教材2)

FreeBSDでインターネットサーバーを立ち上げる(教材3)

UNIX-Windowsネットワーキング(教材4)

使用機器
PC(AT互換機),その他
時 間 内 容 教 材
20分



100分







100分





140分
訓練内容の説明
使用教材の説明
使用機器の説明

UNIXネットワークを構築するための最初の作業としてUNIXのイ
ンストールを行う。
講師が説明しながら受講者にUNIXのインストールをしてもらう。インストール終了後、対話形式の環境設定モードに移るが、ここでは環境設定を行わない。(ここで環境設定をしてしまうとUNIXネットワークの理解につながらない)


構築するネットワーク環境に適したカーネルにするため、カーネルの再構築を行う。
講師が説明しながら受講者にカーネルの再構築をしてもらう。
このとき講師は受講者にカーネルの再構築がなぜ必要なのかを理解させる。

受講者に実習した作業の作業分解をさせる。作業を通じて、つまずいた個所や理解しにくかった個所を洗い出し、自らが指導者になったときを考えて、その解決策を盛り込んだ形で指導案の作成および教材の開発を行なわせる。

受講者をいくつかのグループに分け、作成した資料をもとに指導実習を行う。
講師は指導方法をチェックし、助言を与える。また、指導方法についてグループで討議させる。
教材1
P29~P98






教材1
P99~P112
教材2
P103~P123
訓練時期
4日目
所用時間
6時間
訓練目標
UNIXのインストールと環境設定の習得
使用テキスト
FreeBSD徹底入門(教材1),TCP/IPネットワーク管理(教材2)

FreeBSDでインターネットサーバーを立ち上げる(教材3)

UNIX-Windowsネットワーキング(教材4)

使用機器
PC(AT互換機),その他
時 間 内 容 教 材
20分

120分






100分











120分
訓練内容の説明

UNIXを使用する上で最低必要な環境設定を行う
シェルXのセットアップ
これらの項目の理解は絶対に必要であるので、講師は受講者に対して理解の徹底を図る。時間的に足りなければ時間を延長してでもやらなければいけない部分である。

UNIXシステム管理の基本を習得する。
ユーザ管理
ファイル管理
システムの停止と再起動
さまざまな設定ファイル(/etcディレクトリ)

(注)ここまでの作業はUNIXネットワークを構築するための準備である。しかし、ここまでの内容を完全に習得していないとUNIXネットワークを構築するときに非常に困ると思われるので講師は受講者に対して理解の徹底を図る。

受講者に実習した作業の作業分解をさせる。作業を通じて、つまずいた個所や理解しにくかった個所を洗い出し、自らが指導者になったときを考えて、その解決策を盛り込んだ形で指導案の作成および教材の開発を行なわせる。

受講者をいくつかのグループに分け、作成した資料をもとに指導実習を行う。
講師は指導方法をチェックし、助言を与える。また、指導方法についてグループで討議させる。
教材1
P163~P239





教材1
P113~P162
訓練時期
5日目
所用時間
6時間
訓練目標
TCP/IPプロトコルの理解
使用テキスト
FreeBSD徹底入門(教材1),TCP/IPネットワーク管理(教材2)

FreeBSDでインターネットサーバーを立ち上げる(教材3)

UNIX-Windowsネットワーキング(教材4)

使用機器
PC(AT互換機),その他
時 間 内 容 教 材
20分

80分



70分






70分








120分
訓練内容の説明

TCP/IPの概要
TCI/IPプロトコルの理解
講師は受講者にプロトコルの必要性および理解を徹底させる

データ配送のしくみ
IPアドレス
経路制御の概要
ARP(Address Resolution Protocol)
講師は受講者に説明するだけでなく実際にコンピュータを使ってこれらの仕組みを実装させる

ネーム・サービスの概念
名前とアドレス
ホスト・テーブル
DNS(Domain Name Service)
NIS(Network Information Service)
講師は受講者に説明するだけでなく実際にコンピュータを使ってこれらの仕組みを実装させる。特にDNSの部分は重要なので理論と実装を徹底させる

受講者に実習した作業の作業分解をさせる。作業を通じて、つまずいた個所や理解しにくかった個所を洗い出し、自らが指導者になったときを考えて、その解決策を盛り込んだ形で指導案の作成および教材の開発を行なわせる。

受講者をいくつかのグループに分け、作成した資料をもとに指導実習を行う。
講師は指導方法をチェックし、助言を与える。また、指導方法についてグループで討議させる。
教材2
P1~P30


教材2
P31~P60





教材2
P61~P80
訓練時期
6日目
所用時間
6時間
訓練目標
TCP/IPプロトコルの理解
使用テキスト
FreeBSD徹底入門(教材1),TCP/IPネットワーク管理(教材2)

FreeBSDでインターネットサーバーを立ち上げる(教材3)

UNIX-Windowsネットワーキング(教材4)

使用機器
PC(AT互換機),その他
時 間 内 容 教 材
20分

80分








70分






70分





120分
訓練内容の説明

ネットワーク構築のための初期作業の理解
IPアドレスの入手
ドメイン名の入手
経路制御の立案
設置計画の立案
これらの作業はネットワークを構築する上で非常に重要な準備作業であるので講師は受講者にこれらの作業の重要性とそのやり方を徹底させる

インターフェースの構築
ifconfigでインターフェースを構成する
サブネット・マスクを割り当てる
ブロードキャスト・アドレスを設定する
講師は受講者に説明するだけでなく実際にコンピュータを使ってこれらの仕組みを実装させる

経路制御の構築
静的な経路制御テーブルの構築
動的な経路制御テーブルの構築
講師は受講者に説明するだけでなく実際にコンピュータを使ってこれらの仕組みを実装させる

受講者に実習した作業の作業分解をさせる。作業を通じて、つまずいた個所や理解しにくかった個所を洗い出し、自らが指導者になったときを考えて、その解決策を盛り込んだ形で指導案の作成および教材の開発を行なわせる。

受講者をいくつかのグループに分け、作成した資料をもとに指導実習を行う。
講師は指導方法をチェックし、助言を与える。また、指導方法についてグループで討議させる。
教材2
P81~P102







教材2
P125~P162





教材2
P163~P202
訓練時期
7日目
所用時間
6時間
訓練目標
TCP/IPプロトコルの理解

使用テキスト FreeBSD徹底入門(教材1),TCP/IPネットワーク管理(教材2) FreeBSDでインターネットサーバーを立ち上げる(教材3)

UNIX-Windowsネットワーキング(教材4)

使用機器
PC(AT互換機),その他
時 間 内 容 教 材
20分

120分






100分





120分
訓練内容の説明

DNSの構築
BIND
リゾルバの構成
namedの構成
講師は受講者に説明するだけでなく実際にコンピュータを使ってこれらの仕組みを実装させる

ネットワーク・アプリケーション
NIS
NFS
講師は受講者に説明するだけでなく実際にコンピュータを使ってこれらの仕組みを実装させる

受講者に実習した作業の作業分解をさせる。作業を通じて、つまずいた個所や理解しにくかった個所を洗い出し、自らが指導者になったときを考えて、その解決策を盛り込んだ形で指導案の作成および教材の開発を行なわせる。

受講者をいくつかのグループに分け、作成した資料をもとに指導実習を行う。
講師は指導方法をチェックし、助言を与える。また、指導方法についてグループで討議させる。
教材2
P203~P230





教材2
P231~P258
訓練時期
8日目
所用時間
6時間
訓練目標
TCP/IPプロトコルの理解
使用テキスト
FreeBSD徹底入門(教材1),TCP/IPネットワーク管理(教材2)

FreeBSDでインターネットサーバーを立ち上げる(教材3)

UNIX-Windowsネットワーキング(教材4)

使用機器
PC(AT互換機),その他
時 間 内 容 教 材
20分

80分






70分





70分





120分
訓練内容の説明

電子メールの構築
sendmailの機能
sendmail.cf
CFの使用方法
講師は受講者に説明するだけでなく実際にコンピュータを使ってこれらの仕組みを実装させる

wwwサーバの構築
Apacheのインストール
Apacheのカスタマイズ
講師は受講者に説明するだけでなく実際にコンピュータを使ってこれらの仕組みを実装させる

Sambaサーバの構築
Sambaのインストール
Sambaのカスタマイズ
講師は受講者に説明するだけでなく実際にコンピュータを使ってこれらの仕組みを実装させる

受講者に実習した作業の作業分解をさせる。作業を通じて、つまずいた個所や理解しにくかった個所を洗い出し、自らが指導者になったときを考えて、その解決策を盛り込んだ形で指導案の作成および教材の開発を行なわせる。

受講者をいくつかのグループに分け、作成した資料をもとに指導実習を行う。
講師は指導方法をチェックし、助言を与える。また、指導方法についてグループで討議させる。
教材2
P259~P306





教材3
P111~P150




教材4
P39~P84
訓練時期
9日目
所用時間
6時間
訓練目標
教育訓練の必要性と意義を理解
使用テキスト
人材開発プログラム-研修の企画と実際-
使用機器
PC(AT互換機),その他
時 間 内 容 教 材
20分

300分





40分
訓練内容の説明

受講生自らが企業内で必要と思われるセミナー計画を立て、指導案、教材等を含めたセミナー計画を行う
設計結果を発表する
講師は受講生が計画したセミナー計画をチェックし、助言を与える

まとめ
発表した内容についてグループ討議を行う
講師もグループ討議に参加して意見を交換する
 
訓練時期
10日目
所用時間
6時間
訓練目標
教育訓練の必要性と意義を理解
使用テキスト
人材開発プログラム-研修の企画と実際-
使用機器
PC(AT互換機),その他
時 間 内 容 教 材
20分

340分
訓練内容の説明

セミナー指導実演による成果発表
教科の細目毎にっ設計した10~20分程度のセミナー指導を実施する
教材の評価を行う
自己評価と組織評価を行う
報告書の作成を行う
講師は受講生に対して気づいた点を助言し、まとめを行う
 

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