イ．受講生アンケート

なし

ロ．講師所見

受講対象者として表計算マクロに興味があり、かつ早急にマクロを利用する必要がある者を想定した。カリキュラムの消化を2日間と見込んで計画したが、実際にはプログラミング未経験者の割合が高く(全体の8割程度がプログラミング未経験者)、カリキュラムを通した総体的な理解度は低かったように思われる。変数とデータ型および初歩的なBASIC言語の構文について知らなければ制御構造やステートメントの記述などの文法解釈が困難であると思われた。結果としてプログラミングレベルを下げ、例題の打ち込みと動作の確認のみを行うことに終始してしまった感がある。応用課題としてタック印刷マクロなどの複合的なプログラムを考えていたが、基本的なステートメントの理解に精一杯で、プロシージャの組み合わせによる受講生独自のマクロ作成 までは至らなかった。

ハ．セミナー改善点

カリキュラム内容の見直しを行い、今後は24時間で計画したい。また、メニュー作成やデータベース操作および小物アプリケーションなどの応用的課題まで進め、より業務的な内容を含めるように考えている。

また、プログラミング未経験者のために、文法的な部分の図解化も進めていきたいと考えている。

ニ．募集状況及び受講・修了状況

1. 実施年度　H10年度
2. 第1回目

   定員数:10名

   応募者数:11名

   修了者数:7名

   第2回目

   定員数:10名

   応募者数:10名

   修了者数:5名