教材情報データシート

　

【教材名称】　汎用CADカスタマイズ技術（ユーザインターフェースカスタマイズ編）

　

【記入者】　楠本　佳弘　、所属：中部職業能力開発促進センター

　

【教材のねらい】

機械設計業務の効率化のために、製図機械からパソコンCADの導入がされています。さらにＣＡＤ効率を上げるためには、各企業独自のＣＡＤ環境が必要です。今までは導入のとき業者依頼し、変更などしていたが、ハードの低価格化に伴いオペレータがカスタマイズすることが各企業で要求されています。

本教材では、設計業務の向上とパソコンCAD操作能率向上のため、企業独自・オペレータ専用のユーザーインターフェース環境のｶｽﾀﾏｲｽﾞ作成方法ならびに利用法を習得することを目的としている。

　

【内容】

この教材は、機械設計製図業務における、パソコンＣＡＤの能率アップと操作性の向上手法を、習得することを目的としたものであり、その内容は以下の通りである。

１．カスタマイズ概要

（１）ダウンサイジング化とカスタマイズ

（２）オープン　アーキテクチャー化

（３）カスタマイズの種類

（４）カスタマイズの基礎

２．起動前のカスタマイズと知識

（１）ショートカットへのカスタマイズ

（２）ファイル検索と検索パス設定

（３）サポートファイルの種類

３．ユーザーインターフェース　カスタマイズ

（１）プログラムパラメータファイルの設定方法

（２）線種パターン作成

（３）ハッチングパターン作成

（４）シェイプフォント作成

（５）スクリプト作成

（６）スライド作成

（７）標準メニュー作成

（８）スクリーンメニューの作成

（９）イメージメニュー作成

（10）ツールバー作成

（11）メニュー固有のヘルプ作成

４．複合図形と属性の利用

（１）複合図形と属性

（２）テンプレートファイルの作成

（３）表計算ソフトへの属性読み取り

５．ディーゼル関数

（１）関数の種類

（２）関数の利点

（３）関数を使用したカスタマイズ

６．総合課題

　

【作成者】

１．濱嶋　信雄 所属：（株）テクニカルスタッフ

２．河原　 靖　 所属：中部職業能力開発促進センター

３．楠本 佳弘　所属：中部職業能力開発促進センター

　

【教材作成年月日】　 平成９年５月５日

　

【セミナー時間数】　 ２４時間

　

【体系図での位置】

　　業　種　名：機械設計業

　　職　　　務：機械設計

　　職務構成名：職務構成名：機械設計技術の展開

　

【レベル表示】　専門Ⅱ

　

【セミナー対象者】 機械設計製図関連の業務に従事している方

【教材形態】

１．　：部外講師と指導員の共同開発

２．ｾﾐﾅｰの実施形態：技能･技術習得型

３．　：自作教材

４．　：ＯＨＰ

５．教材開発ツール：Ｏｆｆｉｃｅ９５

　

【参考文献】

１．AutoCAD　ユーザーガイド　＜Auto Desk社＞

２．WindowsとAutoCADの活用　＜MEDIA―PORT PRESS＞　岡島　正夫

３．AutoCADで会社を強くする。＜日経PBムック＞　発行人　渡辺　彰三

４．AutoCAD１４ﾊﾟｰﾌｪｸﾄガイド　＜SE　SHOEISHA＞　George Omura

５．AutoCAD活用ガイド　＜東海大学出版社＞　加藤　直孝

６．徹底解析AutoCAD LT９７　　＜建築知識＞　鈴木裕二　伊藤美樹