教材名 |
PCによるシーケンス制御基礎と応用 |
教材名2 |
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教材ID |
22 |
教材作成者名 |
根本 実 |
教材作成日 |
1997-06-01 |
改訂情報 |
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ジャンル名 |
高度教材 |
分野名 |
電気・電子系 |
業種名 |
配電盤製造業 |
職務名 |
制御システム |
職務構成名 |
PC制御技術応用 |
区分名 |
教材 |
職業名 |
電気技術者 |
イ.使用機材・資材一覧
- 「
③
訓練実施場所と設備機器」を参照
ロ.訓練事前準備項目
- 1.テキスト 技術解説/実技関連説明書
- 2.受講者名簿
- 3.アンケート
ハ.訓練項目と訓練経過時間
- 【1日目】
-
9.00 |
はじめに
・挨拶
・自己紹介
・受講生への注意点
・テキスト,教材の確認
・コース内容,日程の説明
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9.30 |
PCの概要 (テキスト第1章)
・用語の確認をすることにより受講者のレベルを確認する.
・PCの働きについて図1.1のOHPを提示
・続いて図1.2のOHPを提示.図を使いPC内のプログラムと外部入出力の状態を説明しPCのしくみについて理解させる.
・課題を質問し理解の確認を行う
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10.00 |
リレー(テキスト第2章)
・学習のポイントを提示
・使って初めて分かるのでこの章は実習のとき何度も参照する旨を強調する.
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10:40 |
入出力の配線 (テキスト第3章)
・学習のポイントを提示
・空気圧機器の説明
・配線の手順を説明する
・一つの回路だけやらせる. 全員できるまで待つ
・以後各自に全部の回路を配線させる.
・正しく配線されているかどうか確認する
・PCの基本操作操作を行う.テキストの手順に従い,手順をはっきり区切り,1度に一つずつ,順序よく,ゆっくりと説明する. |
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13.00 |
基本回路のコーディング実習(テキスト第3章2節)
・回路を板書し最初に動作を説明
・コーディングし動作を確かめさせる
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14.40 |
複雑な回路のコーディングの実習
・課題をやる
・簡単なタイムチャートの説明
・受講者のレベルにあわせた課題をやる
例)タイマとカウンタを組み合わせた回路
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15.40 |
総括
・PCのしくみと入出力機器と接続法の関係を強調する.
・よかった点をほめる
・質問を受ける
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- 【2 日目】
9:00 |
導入(昨日の復習
・1日目で印象に残ったこと,分からなかったこと等なんでもよいから全員に発表させそれを板書する.
・板書したものに一つずつ答え,納得してもらったらそれを消していく. |
9.30 |
電車の接近方向表示回路 (テキスト第4章)
・学習のポイントを提示
・割付に基づき配線を行う
・機器の配置を説明
・入出力の確認を各自にやらせる.
・テキストの上り表示プログラム(その1)を機械的にコーデイングさせる.
・動作をみる
・プログラムの説明
単なるLEDの点灯であるが,生産工場における工程歩進動作と同じであるこ とを説明する.
・下り表示のプログラム(その1)を作成させる.
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-
10.40 |
表示回路続き
・いままで作ったプログラムをオールクリアする.
・以後作成したプログラムは,つなぎ合わせて構造化する旨の説明をする.
・テキストの上り表示プログラム(その2)を機械的にコーデイングさせる.
・動作確認
・下り表示のプログラム(その2)を作成させる.
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-
13.00 |
上り下りの方向チェック回路(テキスト第4章3節)
・タイムチャートにてこれから作成する動作の説明
・上りチェックの作成
・下りチェックを各自に考えさせる
・内部リレーを使うことにより表示回路プログラムにチェック回路を組み込めることを体験させる.この考えがプログラムの構造化に結びつくことを説明する
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14.40 |
踏切警報機と遮断機の昇降(テキスト第5章)
・学習のポイントを説明
・誘導電動機とDCモータの正転逆転方法について説明,今回はDCモータを使う旨説明
・割付表に基づき配線,入出力確認
・タイムチャートにより動作説明
・プログラミング,動作確認
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15.40 |
総括
・工程歩進と内部リレーを使ったプログラムの構造化を強調する.
・よかった点をほめる
・質問を受ける
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- 【3日目】
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9.00 |
導入(昨日の復習
・2日目で印象に残ったこと,分からなかったこと等なんでもよいから全員に発表させそれを板書する.
・板書したものに一つずつ答え,納得してもらったらそれを消していく.
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9.30 |
空気圧機器の制御(テキスト第6章)
・空気圧機器について説明
・実際に配管する
・手動で制御弁を動作させしくみを体得する
・割付表に基づき入出力の配線を行う
・各自に入出力の配線チェックを行なわせる
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-
10:40 |
シーケンス制御回路設計(テキスト第6章3節)
・シーケンス動作及び動作制御信号を説明
・運動を決め,そのひとつひとつの動作を開始させる信号を見つけ,回路を設計させる.
・シーケンス動作とその制御信号を表現できれば,どのようなシーケンス制御回路でも設計できることを体験させる.
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13.00 |
シーケンス制御の捉え方(テキスト第7章)
・学習のポイント説明
・これまでノウハウとして学習してきたことの理論的説明であることを強調
・制御系をデモンストレーションする
・2台の位置制御システムによる作業プランについて
・実機を前に作業プランを表現させる
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14.40 |
制御システムのモデリング(テキスト第8章)
・学習のポイントを説明
・MFGによりモデリングを行い,それを論理式に変換し,変換された論理式より制御回路が作成される一連の流れを強調する.
・自動販売機の制御回路で応用例を知る
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15.40 |
総括
・順序回路の実現方法を再度強調する
・よかった点をほめる
・質問を受ける
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- 【4日目】
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9.00 |
導入(昨日の復習
・3日目で印象に残ったこと,分からなかったこと等なんでもよいから全員に発表させそれを板書する.
・板書したものに一つずつ答え,納得してもらったらそれを消していく.
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9.30 |
PCを用いた位置決め制御 (テキスト第9章)
・学習のポイント説明
・位置制御の各種方式を説明
各方式のメリット/デメリットを紹介する
・PCと位置制御ユニットとの接続方法を説明する.
・位置制御ユニットの各種設定を実際に行いながら説明する.
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10:40 |
位置決めシステムのモデル化
・3日目に学んだ制御システムのモデル化の手法を復習する
・作業プランをMFGでモデル化する
・それをラダーに置き換える
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13.00 |
X-Yテーブルの制御 (テキスト40ページ)
・X軸,Y軸のデータを考えながら入力させる
・PCのプログラムを入力する
・テーブルの動作確認
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14.40 |
・X-Yのデータを変えて運転してみる
・MFGとSFCの対比について説明する
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15.20 |
全体総括
・PCを中心としたシーケンス制御を体系的・理論的に学んだので現場ですぐ応用できる自信をもたせる.
・よかった点をほめる
・質問を受ける
・アンケート記入
・修了証
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