教材情報データシート
Visual Basicアプリケーション開発
【記入者】
大村 光徳 所属:広島職業能力開発センター
【教材のねらい】
Visual Basicに関する書籍は数多く出版されているが、多くが基本文法の習得を記したもの、また各種コントロールを個々に焦点を当てて利用法を記したものである。
そこで、Visual Basicによるプログラミングの基本を習得している者を対象に、1つのアプリケーションを開発していく大きな流れの中で、各種コントロールの利用、連携、操作、またWindows API関数の利用法を習得するとを目標に本教材を作成した。
アプリケーションの選択については、時間数、代表的なコントロールの連携などを考慮した結果、受講者になじみやすいテキスト エディタを選択した(テキスト エディタ作成が目的ではない)。
また、0から開発するのではなく、あらかじめテキスト エディタの雛形を作成しておき、章が進むにつれ処理の難易度が高くなるようにプログラムの順序を考慮した。
【内容】
1.テキスト エディタ作成プロジェクト
各種フォーム、定義済みソース コードの説明(基本文法の復習、確認)
2.ActiveXコントロールの利用
ステータスバー コントロール、イメージリスト コントロール、ツールバー コントロ ール
3.ActiveXコントロールの利用2
コモン コントロール
4.OLEドラッグ アンド ドロップ
コントロール内でのドラッグ アンド ドロップ、コントロールの外からのドラッグ ア ンド ドロップ
5.レジストリ
レジストリへの書き込み、レジストリからの読み取り
6.WindowsAPI関数
メッセージとイベント、サブクラス化
【作者名】
大村 光徳 所属:広島職業能力開発促進センター
【教材作成年月日】
平成10年
【セミナー時間数】
18時間
【体系図での位置】
業種名:情報サービス業等
職務:プログラム作成・開発
職務構成名:プログラム設計・開発技術
【レベル表示】
専門Ⅱ
【訓練対象者】
アプリケーション開発に従事している者
【教材開発形態】
1.開発形態:指導員が開発
2.セミナーの実施形態:技能・技術習得型
3.教材の種類:自作テキスト
4.補助教材:なし
5.教材開発ツール:一太郎Ver10、花子Ver10、Visual Basic6
【引用文献】
1.Microsoft Visual Basic5.0ランゲージリファレンス
2.Microsoft Visual Basic5.0 ActiveXコントロールリファレンス
3.Microsoft Visual Basic5.0 プログラミングガイド
4.Microsoft Visual Basic5.0 コンポーネントツールガイド