教材名 Windowsプログラム開発(Visual Basic Ver6.0上級編)
教材名2
教材ID 236
教材作成者名 社領 秀樹
教材作成日 1999-09-10
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 情報・通信系
業種名 情報サービス業
職務名 プログラム作成・開発
職務構成名 プログラム設計・開発技術
区分名 教材
職業名 情報処理技術者
指導案

 

訓 練 内 容

ページ

時間(分)

<1日目>

  1. VBのより高度な機能と概念

※第1章については、受講生の能力に合わせて時間を調整したほうがよい。特に説明したほうが良いというところをチョイスして実習を進める。(アンケート結果で1/3の方が、第2章から興味をもったという回答結果があるため)

 

  • コントロールの使い方

フォーカス、タブオーダー、Zオーダー、コンテナ、IMEモード、等について説明する。

※例題5については、DoEvents関数(p100)の意味を特に説明する。

※例題6については、InStr関数の使い方を特に説明する。

補足テキスト(p1を説明)。

 

  • イベント

キーイベント、QueryUnloadイベント、GotFocus/GetFocus、等について説明する。

補足テキスト(p2~p4を説明)。

  • マルチドキュメント

MDI親フォームとMDI子フォーム、フォームの整列、等について説明する。

  • メニュー

アクセスキーとショートカットキー、ウィンドウリスト、ポップアップメニュー、等について説明する。

※p45についてはメニューエディタに表示されているチェックボックスやコンボボックス等、全ての機能について説明する。

 

  • <休憩>

 

  • グラフィック・イメージ処理

描画モード、ペアイメージ、等について説明する。

※例題23では、ビットマップの単位はピクセルであり、ImageオブジェクトのWidth等の単位はtwipであるので、単位を合わす必要があることを説明する。

  • ファイル処理

バイナリー・ファイル、ファイル・ディレクトリ操作、等について説明する。

※p69においてはテキストファイルとバイナリファイルの違いをしっかり説明する。

補助テキスト(p5を説明)。

  • 文字列処理

Unicode文字、比較方法の指定、パターンマッチ、等について説明する。

※p75では、文字列処理の形式(Unicode形式、DBCS形式)についてしっかり説明する。

  • 特殊オブジェクト

Printersコレクション、Screenオブジェクト、等について説明する。

補足テキスト(p6を説明)。

 

・ <休憩(昼休み)>

 

  • 言語使用に関するもの

動的配列、不定個数の引数を受け取る、等について説明する。

補足テキスト(p7を説明)。

  • その他

DoEvents、Shell、レジストリエントリについて説明する。 

 

  1. オブジェクトとクラス

 

  • オブジェクト操作

オブジェクト変数、インスタンス、Collectionオブジェクト、等について説明する。

補足テキスト(p8~p10を説明)。

  • ユーザクラスの定義

クラスモジュール、Propertyプロシージャ、イベント付きクラス、等について説明する。

※特にここでは、クラスモジュール及びフォームを使ったクラスモジュールでクラスの作成と,Public宣言した変数及びPropertyプロシージャを使った自作プロパティの作成を説明する。また自作のイベントプロシージャの作成方法も説明する。<休憩15分>

  補足テキスト(p11を説明)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12

12~ 29

 

 

 

 

30

30~ 38

 

 

39

39~ 44

45

45~ 52

 

 

 

 

 

53

53~ 68

 

 

 

69

69~ 74

 

 

 

75

75~ 80

 

 

81

81~ 92

 

 

 

 

93

93~ 99

 

100

100~ 105

 

 

 

108

108~ 126

 

127

127~ 142

 

 

 

 

 

 

 

 

30

 

 

 

 

 

15

 

 

 

15

 

15

 

 

 

 

15

 

30

 

 

 

 

30

 

 

 

 

30

 

 

 

15

 

 

 

45

 

15

 

 

30

 

 

 

 

30

 

 

60

 

  1. OLE

 

・ OLEコンテナコントロール

OLEコンテナ配列、等について説明する。

補足テキスト(p12を説明)。

  • OLEオートメーション

Excel・WordとのOLEオートメーション、等について説明する。

  • OLEドラッグ&ドロップ

OLEDragMode/ OLEDropModeプロパティ、等について説明する。

 

 

 

<<2日目>>

  1. ActiveXコントロール

    • 第4章も受講生のレベルに応じて内容をチョイスして講義する。

 

  • タブダイアログ、ツリービュー、タブストリップ、スライダー、アニメーション、アップダウン、等について説明する。

  補足テキスト(p13~p18を説明)。

 

  1. DAO(データアクセスオブジェクト)

 

  • DAOプログラミング<休憩15分>

DAOオブジェクトの階層、テーブル名の取得、等について説明する。

※特にここでは、DAOオブジェクトの階層とは何か、その利点は何かをしっかりと最初に説明する。

※例題81において、Accessでは普段見えないテーブルが見えてしまうのでその理由を説明する。

 (Accessより、ツール/オプション/表示にてシステムオブジェクトをチェックするとAccessでも見れる)

補足テキスト(p19~p23を説明)。

練習問題1,2をする。(p24、p27)

練習問題の解説をする。(p25,26、p28)

 

・ <休憩(昼休み)>

 

  • DAOとデータコントロールの連動

Databaseとデータコントロールの連動、等について説明する。

  ※特にDatabaseとデータコントロールの連動による利点をしっかり説明する。

補足テキスト(p29~p30を説明)。

 

  • <休憩>

 

  1. ActiveXコンポーネントの作成

   ※特にここでは、ActiveXとは何か、ActiveXコンポーネントとは何かを補足テキストのp31~33を使ってしっかり説明する。

 

  • ActiveXコントロール

作成手順、イベント・プロパティの付加、等について説明する。

補足テキスト(p31~p45を説明)。

 

 

 

<<3日目>>

  • ActiveXDLL/ActiveXEXEについて説明する。

※例題90では特に、プロジェクト/コンポーネント の登録項目から削除する方法(補足テキスト(p43))をしっかり説明する。

※例題94では特に、プロジェクト/参照設定 の登録項目から削除する方法(補足テキスト(p46))をしっかり説明する。

補足テキスト(p46を説明)。

 

・<休憩>

 

  1. アプリケーションウィザードを用いたアプリケーションスケルトンの作成
  2. ※特にここでは、アプリケーションスケルトンを元にしてユーザー独自のアプリケーションが簡単に作れることを説明する。

     

    ・ アプリケーションウィザード、SDIアプリケーション、MDIアプリケーション、等について説明する。

     

     

 

 

144

144~ 152

 

153

153~ 157

158

158~ 165

 

 

 

 

 

 

 

166~ 193

 

 

 

 

 

194

194~ 207

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

208

208~ 217

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

218

218~ 234

 

 

 

 

 

235

235~ 243

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

244~ 267

 

 

15

 

 

15

 

15

 

 

 

 

 

 

 

 

30

 

 

 

 

 

150

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

45

 

90

 

 

 

 

15

 

 

 

 

 

 

75

 

 

 

 

 

 

90

 

 

 

 

 

 

15

 

 

 

 

 

30

 

  • インターネット対応技術
  •  

    • インターネットコントロール、MAPI、ActiveXドキュメント、等について説明する。

     

    ・ <休憩(昼休み)>

     

      補足テキスト(p47~p55を説明)。 

     

    1. API

     

    • VBからAPIを利用する方法

    ※特に補足テキストp56~p61を使ってAPIとはどういうものかを詳しく説明する。

    Declare宣言、APIビューア、等について説明する。

    補足テキスト(p56~p61を説明)。

     

    ・ <休憩>

     

    • APIで使用する定数と型、各種引数の渡し方、コールバック関数、等について説明する。

      補足テキスト(p62~p65を説明)。

     

    第10章 通信・ネットワーク

     

    • シリアルポート通信、ネットワークアプリケーション、等について説明する。

    ※例題111の説明は、p318_a.vbp(補足テキストp67)とp318_b.vbp(補足テキストp68)を使って説明したほうがよい。ここでは、コミュニケーションコントロールの使い方を説明するが、回線エミュレータ等の機器を使えば擬似的な電話回線でモデムを使ってよりリアルな実習ができる。

    ※例題112については、特にWinsockコントロールの使い方を説明する。vbでいかにしてネットワーク上でデータのやり取りを行うのかを事細かに説明する。

    補足テキスト(p66~p70を説明)。

     

     

    268~ 287

     

     

     

     

     

     

     

     

    288

    166~ 193

     

     

     

     

     

     

    296~ 312

     

     

     

     

     

    316~ 324

     

     

     

     

     

    45

     

     

    45

     

    60

     

     

     

    30

     

     

     

     

     

    15

     

    30

     

     

     

     

     

    45

     

    ※ページの欄は、「Visual Basic 6.0 上級編」のページを意味する。

     

     

    <使用教材>

    ・河西朝雄「Visual Basic 6.0 上級編」技術評論社

       ・自作テキスト

     

    <資材一覧>

    ・パソコン、Visual Basic Ver6.0、インターネットブラウザ、Excel97、Word97

        (その他、回線エミュレータ(PBX)とモデムがあればより充実したセミナーが行える)

     

    <訓練事前準備項目>

    ・VB添付のico,bmpファイルを使用するため、

    C:\Program FILES\Microsoft Visual Studio\Common\Graphics

    をインストールしておく。

    ・ブラウザが見れる環境。

    ・テキストのソースファイルをあらかじめ配布しておくこと。

    (入力させると時間が足りなくなる)

    ※上記以外の資料(「教材」と「実技関連説明書」など)は、 こちら(ユーザ名=ユーザIDとパスワードが必要です)。
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