教材情報データシート

　

【教材名称】Windowsプログラム開発（Visual Basic 応用編）

　

【記入者】秋田 正秀 ，所属：関西職業能力開発促進センター

　

【教材のねらい】

Visual Basicを使ってデータベース処理が盛んに行われている。この理由としてVisual Basicがフォーム上に各種部品を配置し、イベント駆動型のプログラミングを加えることで短期間にソフトウェアを開発することが出来ることが挙げられる。それで、この内容を教材として取り上げ、セミナーに展開できるなら非常に効果的であると考えこの教材を作成した。

この教材では、Visual Basicを使ったデータベース処理の内容を取り扱っている。対象とするデータベースはAccessで使われているJetデータベースで、Jetデータベースで取り扱える様々な機能を題材として取り上げ、最終的にはJetデータベースを理解してもらうことを考えている。教材は基本的に例題と関連知識、練習問題を1セットにして提供しており、受講者がプログラミングできるようになってもらうことを考えてている。例題ではプログラム例を提示し実際に作成してもらう。これで一通りの手順を理解してもらい、続いて作成した例題の内容の説明を関連知識で付与し一層の理解を深めてもらう。そして、実際に例題で行った機能を扱えるように演習問題を行ってもらう。

また、この教材ではJetデータベースの機能に加えてODBC経由のデータベースアクセスについても取り上げている。詳細の内容は以下のようになっている。

　

【内容】

例題１ テーブル作成

例題２ リレーション作成

例題３ データコントロールを使ってレコード表示

例題４ データコントロールと基本コントロールを連結しデータベースの内容を表示する

例題５ データベース専用コントロールを使ってレコード内容を表示する

例題６ データコントロールと基本コントロール、データベース専用コントロールを連結し入力フォームを作成する

例題７ テーブルのないようをCSVファイルに保存する

例題８ 複数のブックマークをつける

例題９ 新しいレコードを追加する

例題１０ オブジェクトにNothingを設定する

例題１１ テーブルタイプのレコード検索

例題１２ ダイナセットタイプのレコード検索

例題１３ レコード抽出を行う

例題１４ 抽出時に並べ替えを行う

例題１５ SQLを使ってクエリーを作成する

例題１６ パラメータクエリーを作成する

例題１７ SQLでテーブルの作成、フィールドの追加・削除を行う

例題１８データ一括処理を行う

例題１９ コントロールを使ってODBCDirectによるデータベース接続

例題２０ ODBCDirectを使ってデータベース接続を行う

【作　　成　　者】秋田 正秀 ，所属：関西職業能力開発促進センター

【教材作成年月日】

平成１０年３月２０日

【セミナー時間数】

例題１ ２時間

例題２ ２時間

例題３ 0.75時間

例題４ 1.25時間

例題５ 　１時間

例題６ 　１時間

例題７ １時間

例題８ 　１時間

例題９ 　１時間

例題１０ 0.75時間

例題１１ 1時間

例題１２ 1.25時間

例題１３ 1時間

例題１４ 1時間

例題１５ 1時間

例題１６ 1時間

例題１７ 1時間

例題１８ 1時間

例題１９ 1時間

例題２０ 1時間

　　　　　　　

【体系図上の位置】

業 種 名：情報サービス業等

職 務：プログラム作成・開発

職務構成名：プログラム設計・開発技術

　

【レベル表示】専門Ⅱ

　

【セミナー対象者】プログラム設計開発技術者

【教材形態】

１．開発形態　：指導員が開発

２．ｾﾐﾅｰの実施形態：技能・技術習得型

３．教材の種類　：

　　3-1 主教材書：自作教材（テキスト）

　　3-2 副教材：佐藤 栄一著　Visual Basic 5.0 データベースデザイン」オーム社

４．　：なし

５．教材開発ツール：Visual Basic 5.0、Ｗｏｒｄ９８

　

【参考文献】

１． 河西朝雄，「Visual Basic5.0中級ﾃｸﾆｯｸ編」，技術評論社

２． 佐藤 栄一 著「Visual Basic4.0 データベースデザイン」オーム社

３． Jetデータベースエンジンプログラマーズガイド　アスキー出版局

４． Visual Basic5.0データベースプログラミング　ソフトバンク

５． 和田 公人 著「Visual Basic5.0によるプログラミング テクニック編」 オーム社

　

【引　用　文　献】１． 佐藤 栄一著「Visual Basic 5.0 データベースデザイン」オーム社