教材ID |
24 |
教材作成者名 |
百軒 功 |
教材作成日 |
1997-03-31 |
改訂情報 |
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ジャンル名 |
高度教材 |
分野名 |
電気・電子系 |
業種名 |
配電盤製造業 |
職務名 |
コ制御システム |
職務構成名 |
PC制御技術応用 |
区分名 |
教材 |
職業名 |
システムエンジニア |
ロ.訓練事前準備項目
1 ACサーボトレーニング装置の制御部と機構部の設置及び接続
2 データ及びラダー図入力用パソコンの接続
(ラダー図入力は専用機でもよい)
3 ACサーボアンプのパラメータ設定
4 テキスト等の準備①,②は三菱電機(株)が制作・販売)
①MELSEC-A シーケンサースクールAD75位置決めユニットコーステキスト
(DOS/Vパソコン操作 SWOIVD-AD75P用)
②A1SD75P1/P2/P3,AD75P1/P2/P3形位置決めユニットユーザーズマニュアル(詳細編)
③FD2枚(受講生用データディスク,実習用データディスク)
④別紙資料
5 プロジェクタの設置
6 受講生名簿
7 入り口看板の記入
ハ.訓練項目と訓練経過時間
- 【1日目】
- 準備:テキスト,FD及び別紙資料の配布
- (ただし実習用データディスクはセミナー終了後回収する)
9:15 |
はじめに
・挨拶
・自己紹介
・喫煙場所,トイレ等の案内
・教室での飲食,喫煙禁止の案内
・昼食の案内
・日程の説明
・テキスト等の確認
・受講生のレベル確認
(受講に対する前提知識があるか確認)
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-
9:30 |
セミナー教材の説明
・トレーニング装置のマニュアルにて説明
(受講生には配布しない)
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9:40
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位置決めについて(テキストP1-1~P1-6)
・位置決めの目的
・位置決め方法の種類
3つの方法
リミットスイッチによる方法
パルスカウントによる方法
パルス指令による方法
を説明し、パルス指令による位置決めがなぜ精度がよいのかを説明する。
また、エンコーダ単体の分解モデル等があれば構成部品を現物で説明する。
・位置決め方式
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10:00
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位置決めユニットの説明(テキストP2-1~P2-20)(テキストP1-1~P1-6)
・性能と仕様
・動作説明とシステム構成
動作ブロック図に基づき信号の流れ及び動作原理を詳細に説明する。
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10:30
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位置決めシステム(テキストP3-1~P3-4)
・ACサーボの概要
・制御項目
・計算例
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10:55
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AD75の特長と運転手順(テキストP4-1~P4-16)
・位置決めユニットの特長
・概略手順
・位置決めユニットのハードウェア
・サーボアンプとの接続例
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11:10
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設定データの種類と機能(テキストP5-1~P5-44)
・パラメータ(基本及び詳細パラメータ)
各種パラメータ及び機械系の誤差補正について説明をする。
・原点復帰データ
・位置決めデータ
・始動ブロック情報
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-
13:00 |
実習(1)DOS/Vパソコンによるテスト運転(テキストP6-1~P6-25)
・GPP機能の立ち上げと終了
・AD75機能の立ち上げと終了
・DOS/Vパソコンのテスト運転機能による位置決め実習
1)JOG運転
2)原点復帰
3)位置決めデータによる運転
*1)~3)についてパラメータを各自で自由に設定変更させパラメータの意味と動作の設定について習得させる。 |
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14:40 |
入出力信号とバッファメモリ(テキストP7-1~P7-32)
・AD75と各ユニット間の信号の授受
信号の種類と内容及びタイミングについて説明をする。
(ビットデータ)
・バッファメモリの構成
バッファメモリの構成と内容及びシーケンサーCPUとの
データ通信を行うための命令(FORM,TO命令)の説明をする。
(ワードデータ) |
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- 【2 日目】
9:15 |
実習(2)シーケンスプログラムによる1軸の位置決め運転
(テキストP8-1~P8-60)
・実習に用いる位置決めシステムの詳細説明
(テキストと異なるため実機にて詳細説明)
・演習問題(1)基本算式
・AD75へデータの書き込み(実習用データディスク使用)
・位置決めシーケンスプログラムの作成
・実習に用いるデバイスの割付け(別紙による)
・簡単なシーケンスプログラム
簡単なシーケンスプログラムによってラダーの組み方の
基本概念を説明する。 |
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10:55 |
実習(2)シーケンスプログラムによる1軸の位置決め運転
(テキストP8-1~P8-60)
- 注1)
- テキストのモデルと実習機が異なるためテキストに記載されているプログラム全てが動作確認できない、したがって1)~17)の内容とする。
- 注2)
- ラダーは実習用データディスクよりシーケンスコントローラに書き込む。したがって受講生の方はラダープログラミングをするのでわなく、講師がデータディスクにあるラダーを説明しそれを理解してもらい実習機にてその動作確認をする。
(ラダープログラミングについては別コースとする)
・演習問題(2)JOG運転
・正規なシーケンスプログラム
動作確認事項
1)エラー表示とエラーリセット
2)軸1の現在地読み出し
3)軸1のJOG運転
4)軸1の原点復帰
5)位置決めデータの単独始動 |
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13:00 |
実習(2)シーケンスプログラムによる1軸の位置決め運転(つづき)
(テキストP8-1~P8-60)
・正規なシーケンスプログラム
動作確認事項
6)多点連続位置決め
7)途中速度変更を含んだ多点連続位置決め
8)動作中の停止
9)連続位置決め中の継続運転
10)位置決め動作中の速度変更
11)デジタルスイッチでアドレス指定 |
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14:40 |
実習(2)シーケンスプログラムによる1軸の位置決め運転(つづき)
(テキストP8-1~P8-60)
・正規なシーケンスプログラム
動作確認事項
12)ティーチングプレーバック
13)デジタルスイッチで速度と移動距離を指定
14)定寸送り
15)速度制御
16)Mコードを利用した位置決め
17)ブロック位置決めによる継続運転
・DOS/Vパソコンによるバッファメモリのモニタ |
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