教材名 SFC言語によるPC制御
教材名2
教材ID 34
教材作成者名 木邑 泰彦
教材作成日 1997-05-15
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 電気・電子系
業種名 一般産業機械・装置製造業
職務名 自動化技術
職務構成名 制御技術の展開
区分名 教材
職業名 機械技術者
 SFC言語によるPC制御指導案


レベル 3
訓練分野 電気・電子系 訓練コース名 SFC言語によるPC制御
訓練対象者 PC制御に関して基本的な知識を有する方で,SFC言語により制御回路を作成,業務に生かそうとする方
訓練目標 PC制御をSFC言語を活用して回路(プログラム)作成する。特に条件制御ならびに順序制御の回路設計法を学習する。
教科の細目 内  容 訓練時間
1.概論 1.1 SFCとは
1.2 構成と動作
1.3 SFCプログラム記号一覧
 1.3.1 イニシャルステップ
 1.3.2 ステップ
 1.3.3 移行条件
 1.3.4 ブロック起動ステップ
 1.3.5 エンドステップ
3(H)
2.移行形式 2.1 直列移行
2.2 選択移行
2.3 並列移行 2.4 ジャンプ移行
3(H)
3.実行形式 3.1 SFCプログラムの起動と停止
3.2 停止方法
3.3 実行順序
3.4 SFCプログラムの作成手順
3.5 SFC図作成,修正機能
3(H)
4.基礎演習 4.1 直列移行
4.2 選択移行
4.3 並列移行
4.4 ジャンプ移行
4.5 ブロック起動
4.6 ブロック情報
4.7 ブロック情報の活用
6(H)
5.応用演習 5.1 X軸各点停止
5.2 ポジション順次移動
5.3 ワーク1ヶ移動
5.4 スイッチ設定によるポジション決め
5.5 応用回路(メイン,停止)
6(H)
6.まとめ 6.1 プログラム作成確認
6.2 まとめ
3(H)
    合計24H
使用する機械器具類 PC本体,ハンドリング装置,センサー類,各種器工具



レベル 3
訓練分野 電気・電子系 訓練コース名 SFC言語によるPC制御
目   標 PCによる制御のプログラム作成を,SFC(Sequential Function Chart)言語を活用して回路を作成する。特に移行条件として。条件制御ならびに順序制御を効率よく構成する回路設計方法を学習する。
教科の細目 指 導 の ポ イ ン ト 備    考
1.概論 (1)SFCとは
SFC言語の概念を中心に説明する。
特に,これまでのラダー方式と異なる点ならびにその利点を解説する。
 
(2)構成と動作,記号一覧
SFCプログラムを構成するイニシャルステップ,ステップ,移行条件,ブロック起動ステップ,エンドステップについてその内容,記号について図解して説明する。
OHP1活用
2.移行形式 (1)各移行(状態が移り変わって行くこと)形式についてその基本的な直列移行,選択移行,並列移行,ジャンプ移行について説明する。特にステップと移行条件との関係に注意し,説明する。 OHP2活用
(2)各移行形式の特徴ならびにその組み合わせ方法について説明する。  
3.実行形式 (1)パソコン内のプログラム作成ソフトの説明を行い,基本的な操作方法を実施する。 具体的指導
(2)メインシーケンスプログラムとSFCプログラムとの関連につき説明し,それぞれの役割,必要なプログラムにつき説明する。 OHP3活用
(3)作成手順,作成,修正,削除等SFCプログラムの作成の方法について実技を行いながら説明,指導する。  
4.基礎演習 (1)演習に入る。
 基礎演習は,INPUT/OUPUTとして機材に搭載済みのトグルスイッチ,プッシュボタン/ランプ(LED)とし,移行形式ならびにブロック起動ステップを課題に折り込みながら順次プログラムを作成してゆく。
OHP4活用
(2)それぞれの移行形式については,動作(アクション)が単純化しているので,理解しやすい。
 反面単純なため興味を引かないことになりがちなので,説明等十分に行う。
*スイッチ操作に注意
 
(3)時間的に余裕がある場合は,移行形式にそった簡単なプログラムを作成する。 各班検討する
(4)ブロック情報に関しては,設定を単純化する意味でも内部リレー(M),データレジスタ(D)を使用し,値も単純な数値とする。  
(5)停止ビット,クリアビットの区別を明らかにすること。  
(6)移行の形式に加味してブロック情報の活用を検討する。(サンプル1) OHP5活用
各班検討する
5.応用演習 (1)応用課題のアウトライン説明
 動作状況,入出力機能を説明
OHP6活用
OHP7活用
(2)各入出力ユニットへの接続方法を説明し,各班で実際に接続し確認する。  
(3)課題に沿って,それぞれのプログラムを作成する。完成したプログラムはFDに保存し,記録する。  
(4)課題ごとに時間的余裕がある場合は,各班より発表願い,その考え方,その違いにつき検討す る。 各班発表形式
(5)最終応用課題については,受講者の設備機器等を想定した課題ができれば,効果的である。  
6.まとめ (1)応用演習を中心に作成したプログラムについて班別で話し合いを持つ  
(2)PCでのメンテナンス技術につき説明する。
 特にトラブルメーッセージに関する事,取り替え事項(バッテリー他)の説明
 
(3)各事業所における実際の機器に関する項目での設計法等協議する。 相談援助事項
(4)その他意見交換会  

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