【講 師 所 見】
本来はデザイン及び印刷のプロの受講を念頭に計画しているため、レイアウトデザインや印刷の知識や技術についての詳細な説明は行っていない。必要に応じて、プリントを渡すなど個別に対応している。しかしながら、コンピュータ機器の普及にともない、その裾野は拡がりつつあり、対象を考慮したセミナー構成の検討の必要性を以前から感じている。デザインや印刷の知識や技能を学習する別の講座を前段階で実施する、あるいは、対象別に内容が部分的に異なるDTPの講座を設ける、といった方法等が考えられる。
また、デザイン系から移住系への移行にともなう対象の変化も今後は考量していく必要がある。
【募集状況及び受講・修了状況】
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受講者 |
修了者 |
平成7年度第1回 |
22名 |
15名 |
〃 第2回 |
17名 |
17名 |
平成8年度 |
3名 |
3名 |
平成9年度 |
12名 |
11名 |
【特 記 事 項】
まず、この[DTP演習」はマッキントッシュの構造から基本操作、グラフィックソフトの基本操作、そしてグラフィックソフトを使っていく上で必要となる知識について学習する講座「2Dグラフィック・ワークス」を受講した方、あるいは同等な方を対象にした講座である。
そして、[DTP演習」、「2Dグラフィック・ワークス」は、マルチメディア・クリエイター教育プログラムの中で展開してきた講座である。[2Dグラフィック・ワークス」はこのプログラムの入り口となる講座として設置されたもので、初心者はここから受講することとなる。その後、[DTP演習」をはじめ、各自の必要とする内容の講座を選択して受講するという仕組みである。
なお、[DTP演習]は、「DTP基礎」「DTP実験」(平成7年度実施)をまとめた講座である。
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