指導区分 |
時間 |
指導内容(要点と方法) |
備 考 |
導入 |
20分 |
- ネットワーク式工程管理
(手法)とは
- バーチャート式との違い
(復習)
- ネットワーク工程表の種類
アロー型とサークル型
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提示1 (規則) |
220分 |
必要に応じて、板書をしながら下記の事項を説明する。
(アロー型ネットワーク工程表に必要 な事項)
- アクティビティ(作業矢印)とは
- イベント(結合点)とは
- ダミー(疑似矢印)とは
- デュレイション
(所要時間)とは
- 作業の基本的ルール
先行作業
後続作業及び並行作業の関係
従属,独立関係
サイクルの禁止
同一作業の表示禁止
一組のイベントには複数の作業を表示しない
- 分割作業とは
- 集約作業とは
- 作業リストの作成について注意
ネットワーク工程表を作成するにあたり、ストは不可欠。
- ネットワークの日数計算
- 結合点時刻とは
最早結合点時刻 最遅結合点時刻
- 作業時刻とは
最早開始時刻(E.S.T) 最早完了時刻(E.F.T)
最遅開始時刻(L.S.T) 最遅完了時刻(L.F.T)
- フロート(余裕時間)とは
フリーフロート トータルフロート
- クリティカルパスとは
- タイムスケールによる表示
- 日程短縮の方法
- フォローアップ(進度管理)
の方法
- ネットワーク(規則)に関する演習問題
- 演習問題回答
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作業リスト参照
テキスト P.66~70の問題 |
提示2
(作業 の流れ) |
60分 |
-板書内容-
- ある工事を構成する主工事、そしてそれらに付随する部分工事作業を全て選び出す。
- 各工事の順番を配慮しながら、工事作業リストに主工事及び部分工事作業を書き込む。
- それぞれの部分工事作業の相互関係を考慮しながら、期間及び日数を決定し、リストに書く。
以上の1~3についてはバーチャート式と同じ。
- 各々の部分工事作業における先行作業、後続作業並行作業を決定し、工事作業リストの所定の位置に記号(各部分工事作業の略号)を書き込む。
- 方眼紙に方眼を概ねの目安にし、それぞれのパーツ(イベント、アクティビティ、タミー、所要時間及び記号等)書き込む。
- ネットワークに間違い(禁止事項)がないか調べる。
- 次に結合点時刻、作業時刻及びフロートを計算しネットワークに書き込む。
- 工事作業リスト及び下書き(方眼紙)を参考にしながら、工程表作成シートに色鉛筆及びテンプレートを用いて、日数に配慮しネットワーク工程表を完成させる。
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※ ここが最も重要である。
計算ミスに注意 |
提示2 (段取り) |
60分 |
バーチャート式工程表で用いたRC造基準階工事について、ネットワーク工程表を作成する。
- 主工事並びに部分工事作業の選び出しから必要日数及び工事期間の決定までは完了している。
- 各々の部分工事作業における先行作業、後続作業 並行作業を決める。工事作業リストの所定の位置に記号(各部分工事作業の略号)を書き込む。(問3)
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演習課題
基準階
※ ここが最も重要である。 |
提示3 (工程表 作成及び 演習) |
170分 |
- はじめに下書きとして、方眼紙にそれぞれのパーツを書き込む。(イベント、アクティビティ、タミー、所要時間及び記号等)この時、方眼を概ねの 目安とする。
1←L.F.T
鉄1←記号
1←E.S.T
1 ←日数
〔0〕←トータルフロート
(0)←フリーフロート
- 結合点時刻、作業時刻及びフロートを計算しネットワークに書き込む。
- 工事作業リスト及び下書き(方眼紙)を参考にしながら、工程表作成シートに色鉛筆及びテンプレートを用いて、ネットワーク工程表を完成させる
-作成に当たっての注意-
- 工程の順序を守ってわかりやすく書く。
- アクティビティの長さが工事期間を表すようにする
(日数に配慮する)。
- ネットワークの禁止事項に注意する。
- 一番最後にイベントのサークルに番号を入れる。
時間の余った受講生については演習課題を与える。
RC造3階建て工事 |
(問4)
各受講生に作成して もらう (問5)
演習課題2 |
まとめ |
10分 |
- 受講生にここまでの質問を受ける。
- 重要なポイントについてもう一度触れる。
先行後続作業
ネットワークの作成の要点
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