カリキュラムシート
分類番号 D101-029-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 渦電流探傷試験ECTによる電磁気シミュレーション |
訓練対象者 | 溶接・検査作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 機械・精密測定/機械検査の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けた渦電流探傷のシミュレーション方法と自動化技術を理解し課題を通して、溶接・検査の技術を補い実際に起こりうる品質上の問題点の把握及び解決手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.渦電流探傷概論 | (1)原理 対象物 探傷器の構造 検出コイルの種類 リサージュ波形(位相差ときず、位相解析ときず検出性能) 充填率 表皮効果 透磁率 磁気飽和 きず周波数 |
1 | |
3.渦電流探傷実習 | (1)1CHプローブを用いた探傷 |
2 | 2 |
4.探傷器の仕組み | (1)探傷器の画面の意味(三角関数と複素平面) (2)振幅と位相の評価方法 (3)Excelを用いた同期検波の演習 (4)探傷データの解析 |
3 | 3 |
5.有限要素法によるシミュレーション | (1)有限要素法の理論 (2)磁束密度・渦電流の可視化 (3)検出信号のシミュレーション |
3 | 1 |
6.渦電流探傷の産業応用 | (1)渦電流探傷の産業応用 自動探傷 |
2 | 2 |
7.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8.5 |
使用器具等 | 渦電流探傷器、パソコン |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2024.09 |