教材名 光ファイバ通信技術
教材名2
教材ID 121
教材作成者名 西野 元一
教材作成日 1997-04-10
改訂情報 改訂3回目
ジャンル名 高度教材
分野名 情報・通信系
業種名 電気通信業
職務名 通信線路設備施工
職務構成名 光ファイバ通信技術、光ファイバ線路施工技術
区分名 教材
職業名 情報処理技術者
 セミナー実施状況・結果報告書


イ.受講生アンケート・声

「先ず、自作光ファイバモデルを見せてもらえれば基本事項の説明・講義内容を理解しやすい」
「ビデオ教材は実験前と実験後に2度見られればより技術習得が確実になる」


ロ.講師所見

 乱暴な言い方となるが、伝送線路において従来の金属ケーブルが絶縁体の光ファイバに置き代わり、電気信号と光信号の変換のためO/E、E/O変換が付加された系が現状の光ファイバ通信システムであることを強調すべきである。従って多重化処理等は送信側あるいは受信側で電気的装置・手法で行われているので、関連して従来の電気通信技術を事前に理解しておいてもらう必要があろう。また実習においては、関連する説明は要点だけにとどめ、出来るだけ実際の取扱いに重点を置くべきである。受講者からの質問事項に対しては即答を避け、まずマニュアルで調べてもらうことが結果的にマニュアルの見方も含め、操作法や原理の理解が早まる傾向にあると感じる。


ハ.セミナー改善点

 ここ数年、1回のセミナ開講に対し受講生は2~3名程度であり、それぞれが充分に機器・装置を取り扱う事が出来るため、想定しているレベル以上に理解度が深く受講生の満足度も非常に高い。しかしながら3年程前の例の様に1度に10名程の参加がある場合、現状の保有台数では全員同内容の実習を同時に行うことは不可能であり、グループ毎にこなす実習項目の順番を変える必要がある。この場合、受講生それぞれが持つ技術レベルを充分考慮する必要があり、事務的手続きや申込書の改善も含め、開講前に出来るだけ多くの情報を把握出来るようなシステムを確立すべきと感ずる。


ニ.募集状況及び受講・修了状況  (平成9年度分 8/31現在)

・光ファイバ通信(接続・測定技術) :定員10、受講者2、修了者2
・光ファイバ通信(光伝送路) 1回目 :定員10、受講者2、修了者2
・その他関連コース         :募集中

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