教材名 標準自動化技術
教材名2
教材ID 127
教材作成者名 本多 浩
教材作成日 1993-03-31
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 機械系
業種名 機械製造業
職務名 自動化設計
職務構成名 自動組立
区分名 教材
職業名 機械技術者
 ■教材情報データシート

【教材名称】
標準自動化技術

【記入者】
本多 浩、 所属:群馬職業能力開発短期大学校

【教材のねらい】
 企業において「自動化」は、生産性向上の手段として必ず取り組まなければならない問題である.この自動化技術・手法は各企業が個別に独自に取り組んでいることが多い.
特に中小企業ではその傾向がある.この理由としては要素の組み合わせ方、使い方に終始して、実用機として求められる剛性、寿命はもちろん運動方程式の設計計算法など実用・実践的な手法の教育・訓練を受ける機会がないからと思われる.本教材では「精密工学会生産自動化専門委員会」で提唱しているスタンダードな自動化手法をもとに構成 している.

【内容】
第1章 自動化総論
    第1節 自動化の意義
    第2節 自動化への着手--自動化移行の体系
第2章 自動化システム
    第1節 システム構成要素
    第2節 部品供給部--ホッパ、パーツフィーダ、マガジン、パレット
    第3節 分配・分離機構部
    第4節 搬送機構部
    第5節 自動機本体
第3章 自動機械の運動学
第4章 自動化設計
第5章 そのた
章 外 自動化演習

【作者名】
本多 浩、 所属:群馬職業能力開発短期大学校

【教材作成年月日】
平成5年3月31日

【セミナー時間数】
各章 4時間   計24時間

【体系図での位置】
業 種 名:機械・電気製造業
職   務:自動化設計
職務構成名:自動組立

本セミナーはモデル集(標準カリキュラム)には登録されていないが、地元企業の要請に基づきオーダーメイドではあるが長年安定した受講者のもとに開講している.内容も以下のとおりの体系となっている

基礎自動化技術(専門基礎)
機械・電気の基礎知識の有る者で、これから社内の自動化を始めようとする者
<内容>
自動化要素、自動化における制御方式、アクチュエーとセンサの応用、シーケンサ、自動化設計の基本

標準自動化技術(専門Ⅰ)
ある程度、個別・独自に自動化設計・技術は行ってきたが、汎用性の有る、標準的な自動化手法を学ぼうとする者
<内容>
自動化総論、自動化システム、部品供給、分配・分離機構、搬送機構、加工・組立本体、自動機械の運動学、自動化設計書

応用自動化技術(専門Ⅱ)
研究開発型の自動化を行うもので、いわゆる業種別自動化手法を学ぼうとするもの <内容>
業種別自動化手法、自動化のための製品設計、製造プロセス設計、自動化の周辺知識(特許、著作権、PL法との関係)

【レベル表示】
専門Ⅱ

【セミナー対象者】
産現場の自動化担当者(ラインの自動化).製品開発担当者(製品の自動化)

【教材形態】
1.開 発 形 態:指導員が開発
2.セミナーの実施形態:技能技術習得形+創造開発型
3.教材の種類  :自作テキスト、自作実習教材
4.補助教材   :生産現場のビデオ(自作)
5.教材作成ツール:パソコン:DOS/V、PC
        :C言語、BASIC

【参考文献】
センサ応用技術       谷腰欣司     日刊工業新聞社
サーボ技術入門       (株)安川工業製作所 日刊工業新聞社
制御工学を学ぶ人のために  上滝致孝     オーム社
山洋電気総合カタログVOL.1  (株)山洋電気
基礎自動制御        電気学会     オーム社
工場自動化省力化事典    自動化編集委員会 産業調査会
自動機械機構学       牧野 洋     日刊工業新聞社
機械運動学         牧野 洋・他   コロナ社
実用機械設計法       宗  孝     日刊工業新聞社


【引用文献】
最新自動機械設計便覧    須藤憲道     新技術開発センター
工場自動化省力化事典    自動化編集委員会 産業調査会

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