| 教材名 |
TIG溶接技能クリニック実技シート |
| 教材名２ |
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| 教材ID |
133 |
| 教材作成者名 |
大藪 千治 |
| 教材作成日 |
1996-08-01 |
| 改訂情報 |
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| ジャンル名 |
普通教材 |
| 分野名 |
機械系 |
| 業種名 |
プラスチック製品製造業 |
| 職務名 |
溶接 |
| 職務構成名 |
TIG溶接応用 |
| 区分名 |
教材 |
| 職業名 |
機械技術者 |
【記入者】
【教材のねらい】
TIG(ティグ)溶接は、ステンレス鋼・アルミニウム(合金)・チタンなどの非鉄金属をはじめ、鉄 鋼材料などあらゆる金属の溶接に用いられる方法である。最近では、建築金物、化工機・原子力分野・宇宙分野といった高品質な溶接を要求される場合や溶接外観が美しい、溶接後の処理が簡単などといった理由で非常に多く用いられるようになってきた。そのためTIG溶接に従事する作業者の数はずいぶん増加してきたと思われる。しかし、TIG溶接は、手溶接の代表であり、しかも両手で操作しなければならないといった非常に熟練を要する溶接方法でもある。 従来より、「TIG溶接」に関連した訓練教材は多数出版されてきたと思うが、作業の性質上いわゆる「百聞は一見にしかず」の要素が強く、それでは十分な理解ができなかった。初心者をはじめ経験者
においても、できるだけリアルな図を使って理解できるようにこころがげた。また、自己診断をしながら短時間に作業者のレベルアップを図ったものである。ステンレス鋼・アルミニウム(合金)を中心に教材・資材もむやみに手を加えずに、できるだけ簡素なものを用意し身近な器工具を使ってできるように工夫した。
そして、実技面ではステンレス鋼コースとアルミニウムコースと二分し、同じ課題を反復練習することにより技能の向上につとめた。また、TIG溶接法、最近のTIG溶接機、ステンレス鋼の溶接およびアルミニウム(合金)の溶接の問題点、溶接欠陥についての補助教材も準備し関連知識の補強にもつとめた。
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【内容】
課題 1 TIG溶接機の取り扱い
課題 2 アークの発生とアークスポットの作成
課題 3 母材の溶かし方(メルトランビード置き)
課題 4 メルトランによるへり溶接
課題 5 ビードオンプレート
課題 6 溶接棒を使ったへり溶接
課題 7 下向きすみ肉溶接
課題 8 TIGパルス溶接〔アルミニウム(合金)の下向きすみ肉溶接〕
課題 9 下向き突合せ溶接
課題 10 水平すみ肉溶接
補助教材による
TIG溶接法と最近のTIG溶接機
●TIG溶接による溶接欠陥とその防止対策
ステンレス鋼と溶接の問題点
Lアルミニウム(合金)と溶接の問題点
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【作者名】
【教材作成年月日】
【セミナー時間数】
課題1 0.5時間 課題6 2.0時間
課題2 0.5時間 課題7 1.0時間
課題3 2.0時間 課題8 1.0時間
課題4 2.0時間 課題9 4.0時間
課題5 2.0時間 課題10 4.0時間
補助教材による
RTIG溶接法と最近のTIG溶接機 1.0時間
>TIG溶接による溶接欠陥とその防止対策について 1.0時間
●ステンレス鋼と溶接の問題点 1.0時間
●アルミニウム(合金)と溶接の問題点 1.0時間
オリエンテーション・総括 1.0時間
合計 24時間
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【体系図での位置】
業種名：プラスチック製品製造業
建設用・建築用金属製品製造業
金属プレス製品製造業
一般産業機械・装置製造業
機械部品製造業
輸送用機械器具製品製造業
職 務：溶接
職務構成名：TIG溶接応用
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【レベル表示】
【セミナー対象者】
TIG溶接作業に携わる者
(建築金物・化工機・原子力関係・航空宇宙関係職種に携わる技能者)
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【教材形態】
1.開 発 形 態:指導員が開発
2.セミナーの実施形態:技能・技術習得型+自己開発型
3.教材の種類:自作テキスト、自作実習教材
4.補助教材:①TIG溶接法と最近のTIG溶接機
②TIG溶接による溶接欠陥とその防止対策について
③ステンレス鋼と溶接の問題点
④アルミニウム(合金)と溶接の問題点
5.教材開発ツール:一太郎Ver8.0、ARUGAVer3.0
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【参考文献】
1.雇用促進事業団・職業能力開発大学校研修研究センター「溶接」雇用問題研究会
2.横尾尚志・三田常夫・渡辺 潔「ティグ溶接入門」産報出版
3.(社)日本溶接協会編「ティグ溶接法の基礎と実際」産報出版
4.Instruction Manual「TIG Welding」(財)OVTA
5.安田克彦「ティグ溶接およびその周辺技術の動向」技能と技術
6.筒井年男「アルミニウム交流TIGアーク溶接の基本的技法」技能と技術
7.筒井年男「アルミニウム合金薄板交流ティグ溶接及び中板ミグ溶接の基礎的技法」(社)軽金属溶接構造協会
8.筒井年男「ステンレス鋼薄板TIG溶接の基礎的技法」技能と技術
9.筒井年男「アルミニウム交流TIG溶接技能における感覚的制御」技能と技術
10.アルミニウム(合金)のイナートガスアーク溶接入門講座」(社)軽金属溶接構造協会
11.安田克彦「精密板金入門シリーズ⑨:板金加工における溶接」アマダ板金加工研究会
12.システムユニットテキスト「金属加工」雇用促進事業団
13.溶接技術・牛尾 誠夫 ・松田 福久「最近のタングステン電極」産報出版
14.安田 克彦「ティグ溶接用電極使用マニュアル」軽金属溶接構造協会
15.(株)ダイヘン「タングステン電極カタログ」
16.日向 輝彦・安田 克彦・井川 誠「交流ティグ溶接に及ぼす電極材料の影響」軽金属溶接構造協会
17.芥川 恒夫・原田 章二「溶接機器と溶接法」軽金属溶接構造協会
18.溶接技術・三田 常夫「最近のアーク溶接機」産報出版
19.応和俊雄・田中 治「ステンレス鋼溶接の実際」産報出版
20.吉武 進也・大森 仁平「ステンレス鋼・耐熱鋼溶接のかんどころ」産報出版
21.大山 正・森田 茂・吉武 進也「ステンレスのおはなし」日本規格協会
22.溶接だより・技術ガイド・竹馬 一紘「ステンレス鋼の溶接」(株)神戸製鋼所
23.溶接技術・田中 治「ステンレス鋼の溶接と継手性能」産報出版
24.溶接シリーズ編集委員会監修「アルミニウム溶接のかんどころ」産報出版
25.小林 藤次郎「アルミニウムのおはなし」日本規格協会
26.溶接だより・技術ガイド・古金 和郎「アルミニウムの溶接」(株)神戸製鋼所
27.溶接技術・田中 一雄「アルミニウム合金の溶接」産報出版
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