初級リーダー養成「ディジタル回路指導技術」
訓練課題 基本回路の技能技術の要素確認(1)
目 標 TTL-ICの特性と測定法、基本ゲートICの真理値表作成と動作確認について指導できる。
時 期 2日目
受講生数 10人
場 所
所用時間 6時間
訓練機材
指導段階 |
時間 |
要点と方法 |
教材 |
導入
提示
実習
まとめ |
10分
180分
150分
20分 |
ディジタル回路の基本を指導するに当たって
重要と考えられるポイント等をたずねてみる
。
使用する市販テキストなどについての簡単な
説明を加える。
ディジタル回路とは
オームの法則とキルヒホッフの法則
ダイオードとトランジスタ
TTLの動作原理
電圧レベルとスレッショルドレベル
TTL-ICの種類
消費電流と消費電力
スイッチング特性
真理値表と基本ゲート
データ表現法
カルノー図法
グループに分かれてテーマを決める。
各グループで学科と実技の指導案を作成し、
指導教材の作成を行なう。
(様子を見てアドバイスをする)
グループ内で指導演習を行ない作成した教材
や指導案について検討を行なう。
時間があれば代表のグループが演習を行なう
。
技術的内容のポイントのおさらいと指導時の
注意点等気がついたものを受講者に伝える。 |
市販テキスト 等
指導者用テキスト
P.40~57
TTCデータシート
IC、ブレッドボード
測定器 他 |
初級リーダー養成「ディジタル回路指導技術」
訓練課題 基本回路の技能技術の要素確認(2)
目 標 論理ICの入出力ゲート、論理式、論理回路について指導できる
時 期 3日目
受講生数 10人
場 所
所用時間 6時間
訓練機材
指導段階 |
時間 |
要点と方法 |
教材 |
導入
提示
実習
まとめ |
20分
160分
160分
20分 |
2日目の反省点と本日の内容について説明す
る。
機器の取り扱いで危険な作業がある場合とく
に安全について注意する。
ファンアウト
トーテムポール
オープンコレクタ
3ステート
シュミットトリガ
基本演算回路(Full Adder)
デコーダ
エンコーダ
グループに分かれてテーマを決める。
各グループで学科と実技の指導案を作成し、
指導教材の作成を行なう。
(様子を見てアドバイスをする)
グループ内で指導演習を行ない作成した教材
や指導案について検討を行なう。
時間があれば代表のグループが演習を行なう
。
技術的内容のポイントのおさらいと指導時の
注意点等気がついたものを受講者に伝える。 |
指導者用テキスト
P.58~74
TTCデータシート
IC、ブレッドボード
測定器 他 |
初級リーダー養成「ディジタル回路指導技術」
訓練課題 基本回路の技能技術の要素確認(3)
目 標
論理回路の設計製作、フリップフロップの動作について指導できる。
時 期 4日目
受講生数 10人
場 所
所用時間 6時間
訓練機材
指導段階 |
時間 |
要点と方法 |
教材 |
導入
提示
実習
まとめ |
10分
120分
210分
20分 |
3日目の反省点と本日の内容について説明す
る。
順序回路設計を視点に入れた指導内容を心が
けるよう指示する。
・マルチプレクサ
コンパレータ
パリティ回路
フリップフロップの基本原理
RS-FF
D-FF
JK-FF
グループに分かれてテーマを決める。
各グループで学科と実技の指導案を作成し、
指導教材の作成を行なう。
(様子を見てアドバイスをする)
グループ内で指導演習を行ない作成した教材
や指導案について検討を行なう。
時間があれば代表のグループが演習を行なう
。
技術的内容のポイントのおさらいと指導時の
注意点等気がついたものを受講者に伝える。 |
指導者用テキスト
P.75~90
TTCデータシート
IC、ブレッドボード
測定器 他 |
初級リーダー養成「ディジタル回路指導技術」
訓練課題 課題製作(1)
目 標 ディジタル回路の製作指導が出来ること。
時 期 5日目
受講生数 10人
場 所
所用時間 6時間
訓練機材
指導段階 |
時間 |
要点と方法 |
教材 |
導入
提示
実習
まとめ |
20分
90分
220分
30分 |
これまでの技術要素の他に回路製作に当たり
重要と思われる事項を列挙し、受講者に問い
掛ける。
モデル的な課題製作をつうじて受講者自らが
テーマを決め、教材作成に取り組むよう指導
する。
簡単な組み合わせ回路の実験、実習について
説明を行ない、受講者に製作してもらうこと
を伝える。
例)カウンタ回路、BCD回路 等
回路製作の指導に当たって実際に使用した文
献や資料、指導計画、機器等について説明し
参考にしてもらう。
提示した内容に従って回路製作を行なう。
ポイントをおさえて、「かん」「こつ」を受
講者に伝える。
受講者自らが教材作成する時に必要な機器等
について簡単な操作説明等を行なう。
指導を行なうまでの準備と指導時の注意点、
指導後の注意点等教育訓練を行なう上で必要
と考えられることをあげる。 |
回路図
指導案(例)
作業分解票(例)
観察シート
テキスト
その他
基板作成用機器
IC等部品
その他 |
初級リーダー養成「ディジタル回路指導技術」
訓練課題 課題製作(2)
目 標 ディジタル回路の製作指導が出来ること。
時 期 6日目
受講生数 10人
場 所
所用時間 6時間
訓練機材
指導段階 |
時間 |
要点と方法 |
教材 |
導入
提示
実習
まとめ |
30分
60分
240分
30分 |
これまでに学んだ指導技法や技術的要素につ
いて再確認を行なう。
課題製作をつうじて「かん」「こつ」をいか
に相手に伝えるか考えてもらう。(質問して
みる。)
具体的な課題についてこちらから提案するか
、受講者から希望を聞いてみる。
各種組み合わせ回路の実験、実習
グループ分けをして教材としてふさわしい課
題をみつけてもらう。
実際に課題回路を製作し、その中で気づいた
技術ポイント等を受講者がお互いに教えあう
。
(講師は適時アドバイスをする。)
実習の進行状態を把握し、次回の作業の目標
を伝える。
各グループからよせられた意見をまとめ整理
する。 |
指導者用テキスト
P.91~
TTCデータシート
IC、ブレッドボード
測定器 他 |
初級リーダー養成「ディジタル回路指導技術」
訓練課題 課題製作(3)
目 標 ディジタル回路の製作指導が出来ること。
時 期 7日目
受講生数 10人
場 所
所用時間 6時間
訓練機材
指導段階 |
時間 |
要点と方法 |
教材 |
導入
実習
まとめ |
30分
300分
30分 |
これまでに学んだ指導技法や技術的要素につ
いて再確認を行なう。
課題製作をつうじて「かん」「こつ」をいか
に相手に伝えるか考えてもらう。(質問して
みる。)
各種組み合わせ回路の実験、実習
実際に課題回路を製作し、その中で気づいた
技術ポイント等を受講者がお互いに教えあう
。
(講師は適時アドバイスをする。)
実習の進行状態を把握し、次回の作業の目標
を伝える。
各グループからよせられた意見をまとめ整理
する。 |
指導者用テキスト
P.91~
TTCデータシート
IC、ブレッドボード
測定器 他 |
初級リーダー養成「ディジタル回路指導技術」
訓練課題 課題製作(4)
目 標 ディジタル回路の製作指導が出来ること。
時 期 8日目
受講生数 10人
場 所
所用時間 6時間
訓練機材
指導段階 |
時間 |
要点と方法 |
教材 |
導入
実習
まとめ |
30分
300分
30分 |
これまでに学んだ指導技法や技術的要素につ
いて再確認を行なう。
課題製作をつうじて「かん」「こつ」をいか
に相手に伝えるか考えてもらう。(質問して
みる。)
製作については最終日であることを伝え、そ
れぞれが指導演習で必要となる教材の完成を
念頭において作業を進めるよう指示する。(
完成は目標ではないので指導できる程度、教
材回路ができればよい)
各種組み合わせ回路の実験、実習
実際に課題回路を製作し、その中で気づいた
技術ポイント等を受講者がお互いに教えあう
。
(講師は適時アドバイスをする。)
課題製作が終わったところは翌日の準備等に
時間を当てる。
各グループからよせられた意見をまとめ整理
する。
製作された課題について講師及び受講者で評
価する。 |
指導者用テキスト
P.91~
TTCデータシート
IC、ブレッドボード
測定器 他 |
初級リーダー養成「ディジタル回路指導技術」
訓練課題 課題製作(5)
目 標 ディジタル回路の製作が指導できる。
時 期 9日目
受講生数 10人
場 所
所用時間 6時間
訓練機材
指導段階 |
時間 |
要点と方法 |
教材 |
導入
提示
実習
まとめ |
30分
20分
300分
10分 |
課題製作を終えての感想を聞く
本日の内容を受講生に伝える
作業分担、指導案、作業分解票など指導演習
に必要な資料を配布し、説明する。
課題製作を通じて学んだことを元に指導演習
のための準備を行なう。
グループ内及びグループ間で意見交換を行な
う。
翌日の準備が出来ていることを確認する。 |
|
初級リーダー養成「ディジタル回路指導技術」
訓練課題 演習と評価
目 標 指導演習発表による訓練効果の評価が出来る。
時 期 10日目
受講生数 10人
場 所
所用時間 6時間
訓練機材
指導段階 |
時間 |
要点と方法 |
教材 |
導入
実習
まとめ |
10分 |
本日の予定を受講者に伝える。
受講者が講師となって指導を行なう。
その他の受講者は講師に対する評価を行なう
。
指導後は自己評価と共に報告書を作成する。
受講者間で演習結果に対する評価を行ない今
後の問題点等をあげる。
講師より総評 |
プレゼンテーション
機器一式
評価表
報告書(例) |
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