【使用教材・資材一覧】
DOS/Vパソコン(10BASE-T イーサーネットカード付き)
シーケンサ(三菱 Aシリーズ)+イーサネットユニット+入出力ユニット
HUB(アライドテレシス MR820TR)
MAU(アライドテレシス 210TS)
WindowsNT4.0
Visual C++5.0
サポートソフト(シーケンサ用)
【訓練事前準備項目】
シーケンサの設置と入出力ボックスとの接続
シーケンサのラダープログラム(最初のみ)
シーケンサのネットワークの設定(IPアドレス、デフォルトゲートウェイ等)
シーケンサの動作確認(プログラムとネットワーク)
パソコンのネットワーク設定(TCP/IPプロトコル、IPアドレス等)
受講者用パソコンに市販ActiveXのインストール
受講者用サンプルプログラムの動作確認
テキストと補助資料の印刷と配布
テキストは以下のファイルで構成します
「講義資料.doc」
補助資料は以下のファイルで構成します。
「プレゼン.ppt」
配布用印刷物
IPアドレス割り振り表 「ポリテク講義.Xls」
シーケンサに接続された入出力ボックス図面
【訓練項目と訓練経過時間】
【教科の細目と時間】と同じ
【指導展開法】
教科の細目 |
時間 |
指導のポイント |
備考 |
AcitveX概略
ActiveXの5つのキー
ワード
VisualC++によるAcit
veXの開発1
VisualC++によるActi
veXの開発2
スイッチコントロー
ルの作成
バーメーターの作成
ピクチャースイッチ
の作成
FAにおけるActiveXの
利用状況
市販ActiveXを利用し
た各FAシステム
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1
1
4
5
5
5
5
1
5 |
本セミナーでは、計測制御用カスタムコントロールの作成と利用法を学ぶ。カスタムコントロールの利用については、市販されているカスタムコントロールを利用する。
実習機器については、PLCの設定、プログラムについては説明しない。また、PLCとの通信に利用するSocketについても今回のセミナーでは説明しない。
利用する市販AcitveXコントロール「FA-Engine」のインストールを各受講生のパソコンに行っておく必要がある。具体的には、「setup\FA-Engine2
Demo\disk1\setup.exe」を実行してインストールを行う。
FA-Engine2の使用法は使用解説書.EXE(自己解凍ファイル)
に記載ActiveXに関係するCOM、ActiveXコントロールコンテナ、オートメーションについて説明し、ActiveXの利点を説明しする。
AcitveXコントロールを作成する際に必要となる、プロパティ
、メソッド、イベント、カスタムプロパティページ、メッセージハンドラについて説明し、更に、それぞれの役割や動作を、市販カスタムコントロールを利用しながら詳細に説明する。
ActiveXの基本となるソースコード(スケルトン) をAppWizardにより作成し、背景に円を描画させるプログラムを作成させ、その過程で生成させる3つのクラスと、描画に必要なGDIオブジェクトの使用法について説明し、作成したカスタムコントロールをVB上で実行し確認させる。
作成したActiveXコントロールにストックプロパティを追加させ、ClassWizardがサポートするストックプロパティを説明する。
作成したAcitveXコントロールにカスタムプロパティと所得/設定メソッドの追加させ、利用法を説明する。
作成したActiveXコントロールにストックメソッドを追加させ、ClassWizardがサポートするストックメソッドについて説明する。
作成したActiveXコントロールにカスタムメソッドを追加させ、利用法を説明する。
作成したActiveXコントロールにストックイベントを追加させ、ClassWizardがサポートするストックイベントについて説明する。
作成したActiveXコントロールにカスタムイベントを追加させ、利用法を説明する。
作成したActiveXコントロールにデフォルトプロパティページを追加させ、サポートするストックプロパティページについて説明する。
作成したAcitveXコントロールにカスタムプロパティページを追加させ、利用法を説明する。この時、プロパティの永続化についても説明する。
実行モードとデザインモードのプログラムについて説明する。
以上実習で学習したことを元に、点滅するカスタムコントロールを作成させる。
ピクチャープロパティを持つAcitveXコントロールの作成法に
ついて説明する。
フォントプロパティを持つActiveXコントロールの作成法について説明する。
今まで学習したことを元にして、段階的にスイッチコントロールを作成させる。まず、作成するスイッチコントロールの機能を説明し、第1段階、第2段階、第3段階に分けてそれぞれにヒントを与えながら、スイッチコントロールを完成させる。
今まで学習したことを元にして、バーメーターコントロールを作成させる。
今回の演習では、すべて受講生に作成させる。
今まで学習したことを元にして、ピクチャースイッチをカスタムコントロールとして作成させる。
今回の演習では、すべて受講生に作成させる
一般的なFAネットワークの3階層モデル、FAネットワークに使用される機器、ソフトウェア開発環境について説明し、FAシステムにおけるActiveXコントロールの目的と区分について説明する。
今回使用する市販のActiveXコントロール「FA-Engine」の概略を
説明し、各受講生のパソコンでPLCと通信ができるようにIPア
ドレスなどの設定を行わせる。
「FA-Engine」を利用してPLCと通信をするプログラムを作成する
際に必要となる各種設定を行い、VBを利用してPLCからのビッ
ト単位、ワード単位のデータの読み書きを行うプログラムを作
成させる。
FA-Engine2の使用法は使用解説書.EXE(自己解凍ファイル)に記載演習として、ビットデバイス、ワードデバイスのモニタリングを行うプログラムを作成させる。ただし、モニタープログラムにはイベントを通してビット・ワードが変化したことを通知するようにさせる。
ネットワークでつながったPLCの状況を、10秒ごとにCSVファイルへ保存するプログラムを作成させる。
PLCの現在の状況を講師のパソコンに用意されているデータベースを介して、モニタリングするプログラムを作成させ、データの読み込み、書き込み時間の違いなどを確認させる。
上記で作成したActiveXコントロールをActiveXドキュメントに変換する方法を説明し、実際にインターネットエクスプローラで利用させてみる。 |
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