教材名 |
Windowsネットワークプログラミング |
教材名2 |
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教材ID |
16 |
教材作成者名 |
森川 敏幸 |
教材作成日 |
1997-02-12 |
改訂情報 |
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ジャンル名 |
高度教材 |
分野名 |
情報・通信系 |
業種名 |
情報サービス業 |
職務名 |
プログラム作成・開発、システムエンジニアリング、ネットワークエンジニアリング |
職務構成名 |
通信ネットワークのプログラミング技術 |
区分名 |
教材 |
職業名 |
システムエンジニア |
【記入者】
【教材のねらい】
従来、ネットワークアプリケーションはUNIX上で動作するものが主流であったが、
ネットワーク機能を標準でもつWindows95,NTのリリースにより、Windows上に急速に
移行している。特に、ネットワークプロトコルとしてTCP/IPを利用したものは、イ
ンターネットの普及に伴って、そのニーズは非常に大きくなっている。 Windows上でTCP/IPを利用したネットワークアプリケーションの開発手段として、
Windowsソケット(WinSock)と呼ばれるAPI(Application Programming Interface)
が存在する。これは、UNIX上のネットワークAPIであるソケットインタフェースを
Windowsに移植したもので、Windows(3.1,95,NT)上での共通のインタフェースとして
利用が可能なものである。 セミナーでは、このWinSockAPIを利用したネットワークプログラミングの理解を
目的としており、メインテキストとして市販図書(WinSockによるWindowsネットワ
ークプログラミング)を用いている。このテキストでは、WinSockAPIを直接的に利
用する方法と独自のクラスライブラリを用いる方法が説明されている。前者に関し
てはテキストに従ってセミナーを展開するが、後者の独自のクラスライブラリを用
いる方法は、Windowsソケットの利用方法としては一般性に欠ける。そこでこの教材
ではVisual C++Ver4.0に付属するMFC4.0(Microsoft Foundation Class)中のソケッ
トクラスを用いたプログラミングについて自作資料を作成し、実習を通してプログ
ラミングの理解ができるようにしている。なお、このMFCソケットクラスを用いるこ
とにより、WinSockAPIを直接的に利用したものに比べ、プログラミングの負担を軽
減することができる。 |
【内容】
この教材では、市販図書と自作資料を組み合わせて用いる。その内容は以下のよ
うに構成される。
-
1.ネットワークとネットワークプログラミング(市販図書)
-
ネットワークプログラミングモデル
-
2.TCP/IPプロトコル概要(市販図書)
-
TCP/IPネットワーク
-
3.WinSockの概要(市販図書)
-
バークレイ版ソケットとWinSock
-
4.WinSockAPIを用いたプログラミング(市販図書)
-
WinSock関数
-
5.MFCソケットクラスを用いたプログラミング(自作資料)
-
MFC4.0ソケットクラスの利用法
-
6.実習課題(自作資料)
-
ミニ電子会議プログラム作成
-
その他、補助資料(セミナー導入、テキスト補助資料等)
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【作者名】
【教材作成年月日】
【セミナー時間数】
【体系図での位置】
業種名:情報サービス業等
職 務:プログラム作成・開発、システムエンジニアリング、
ネットワークエンジニアリング
職務構成名:通信ネットワークのプログラミング技術 |
【レベル表示】
【セミナー対象者】
Windows上でのTCP/IPネットワークアプリケーション開発に携わる者 |
【教材形態】
-
開発形態:指導員が開発
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セミナーの実施形態:技能・技術習得型
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教材の種類:市販図書、自作副教材(実習手順書、実習課題)
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補助教材:フロッピーディスクによる課題等
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【参考文献】
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1.メインテキスト
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「WinSockによるWindowsネットワークプログラミング」
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エデックス訳:「インターネットプログラミング」翔泳社
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2.櫟易道訳:「WinSockプログラミング」技術評論社
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3.雪田修一著:「UNIXネットワークプログラミング」技術評論社
-
4.小暮博道訳:「詳解UNIXネットワークプログラミング」
-
ソフトバンク
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5.OPEN DESIGN 15
-
「WindowsNTネットワークプログラミング」CQ出版社
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6.OPEN DESIGN 12
-
「クライアント/サーバシステムの実現」CQ出版社
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