教材名 メカトロニクスのためのモータ制御回路
教材名2
教材ID 225
教材作成者名 青柳 文隆; 高橋 昭吾
教材作成日 1998-11-20
改訂情報
ジャンル名 高度教材
分野名 電気・電子系
業種名 電気・電子部品製造業
職務名 自動化技術、電子回路設計
職務構成名 制御技術
区分名 教材
職業名 電気技術者
セミナー実施状況・結果報告書

 

イ.受講生アンケート

 アンケートは施設として特に実施していない。

 受講者の中には保全業務に携わっている方もおり、保全には幅広い知識が必要とのことであった。また、実際に回路を組んでみると“うなずける”部分が多い。機械屋にも電気・電子の知識が必要であるなどの意見と感想であった。

 

ロ.講師所見

 3日間でモータの動作原理から駆動・制御回路までをとりあげ、電子部品や各種小型モータの取り扱い、回路の考え方が身に付くように課題を選択し、実技指導が行えるように設定している。十分ではないが、モータ回路技術の基本が身に付き、次のステップ(マイコンやDSPによるモータ制御)に結びつくのではないかと考えられる。

 

ハ.セミナー改善点

 実習課題は、あまり時間をかけずに組めるようなものをとりあげており、時間内に全課題をみることができる。しかし、実際の機器への適用例やフィードバック技術を用いた応用回路例を紹介し、理解の上乗せとなる補助教材の開発が必要である。また“ものづくり”の重要性を考えると、実際に基板に回路を実装するなどの課題も必要であると思われる。

 

ニ.募集状況及び受講・修了状況

 定員:10名

 平成10年度に初めて開講 

 受講者:2名

 修了者:2名

 平成11年度は後期に実施予定であるが、応募者は既に7名を数えている。

 

ホ.評価結果

 昨年度は初めてのコースのためか思うように受講者が集まらなかった。今年度は、募集開始時期からの応募もあり、徐々にではあるが受講者が増加してきている。各団体にも教育訓練の重要性が浸透してきているようである。

 

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