教材情報データシート

　

【教材名称】　Visual Basicで学ぶプログラミング

　

【記入者】　秋本圭一、香川職業能力開発短期大学校

　

【教材のねらい】

　Visual Basic（以下ＶＢ）はウインドウズパソコンの代表的なプログラミングの手段である。技術系・事務系を問わず広く普及しており、セミナーの要求も大きい。エクセルのＶＢＡを用いてより高度な機能を実現したり、データベースソフトと組み合わせて使うなど応用範囲も広い。ところが、初心者にとって、プログラム作りは最初の階段が高い。それにＶＢはあまりに多くの機能を持っているため、何から手を着けていいのか迷ってしまう。このセミナーでは、ＶＢの細かな機能にとらわれず、プログラム作りの基本となる事項にしぼってじっくり習得させることがねらいである。市販の本の多くはＶＢを教えることを目的としているが、このセミナーではＶＢはプログラミングを学ぶ手段であって目的ではない。ＶＢの入門から、基本的な プログラムの作成まで段階を追って、練習問題を作らせながら進んでゆく。そのため代表的な例題と簡単な練習問題およびその解答を用意した。例題を指導員の指導のもとで理解できれば、練習問題と解答を見ながら自習することもできる。また最後の仕上げとして総合問題を用意した。

　

【内容】

　（１）「Visual Basicで学ぶプログラミング」

　０，はじめに

　１，直接計算と結果の表示

　２，変数の利用

　３，関数

　４，配列変数

　５，For ... Next

　６，If ... Then ... Else

　７，文字処理

　８，Do While ...

　９，Select Case ...

１０，サブルーチンと関数

１１，ファイルの読み書き

１２，簡単なデータ処理

１３，グラフ

１４，乱数

１５，おわりに

　

　（２）「Visual Basicで学ぶプログラミング　練習問題解答」

　（３）総合問題および解答

　

　

【作者名】　秋本圭一、香川職業能力開発短期大学校

　

【教材作成年月日】 平成12年1月6日（最終改訂日）

　

【セミナー時間数】24時間

　

【体系図での位置】

　業　種　名：　情報サービス業

　職　　　務：　プログラミング作成・開発

　職務構成名：　ソフトウエア開発

　

【レベル表示】　基礎、専門Ｉ

　

【セミナー対象者】

　ＶＢを利用してプログラムを作ろうとする方。ＣやFORTRANなどの言語によるプログラミングをこれから始めようとする方。

　ただしWindowsパソコンでワープロが打て、ひととおりの基本操作ができることを前提とする。

　

【教材形態】

1.開発形態：指導員が開発

2.セミナーの実施形態：技能・技術習得型、創造開発型

3.教材の種類

　3.1　主教材：市販図書　河西朝雄「Visual Basic5.0中級テクニック編」技術評論社

　　　　　　　自作教材（自作テキスト）

　3.2　副教材：なし

4.補助教材：　なし

5.教材開発ツール：Microsoft Visual Basic 5.0, 　EGWord

　

【参考文献】

1.　河西朝雄「Visual Basic5.0中級テクニック編」技術評論社、1998

2.　河西朝雄「Visual Basic5.0入門編」技術評論社、1998

3.　山住・森・小池「理系のためのVisual Basic実践入門」技術評論社、1999

4.　河西朝雄「Visual Basicによるはじめてのアルゴリズム入門」技術評論社、1999

　

　

【引用文献】　なし